ドキドキの夏休みを頂きました語学研修1
8月に夏休みを取りました。と言っても・・・シアトルに語学研修です。娘が学生時代にお世話になった方々へのお礼も兼ねてですが・・・・。
5月に行ったワルシャワにての世界会議では、同時通訳が英語であったためちっとも判らず、・・・英語の聞き取りが少しでも出来たら・・・もっと有意義な視察になったでしょうに残念・・・との思いをずっと抱いていたのです。
その後、アメリカ下院議会にて慰安婦問題の採決がされるとの事でアメリカ大使館に抗議書を持参する機会があったのですが、やはり英語で話されると気持ちが引いてしまって・・・これでは、日本人以外の人とのコミニュケーションなど出来はしないと大いに反省。
これまで英語の勉強は少しはしてきたのに・・・とにかく悔しい!!
何とかしたい!との思いが、今回の現地での語学研修となりました。
事前に英語学習計画予定を立ててはいたのですが、成田空港で飛行機に乗るまで電話連絡等で大忙しで、勉強どころではなかった・・・・。
とうとう、飛行機の中で携帯電話の電源を切ってから英語の勉強を始めたという状態で、ノートに、使うかもしれない英語を書き溜めたが・・・
全くの一人旅で、シアトルタコマ空港に降りても何が何だかわからない。あたり前だが全部英語なのだ。学校から迎えが来たがやっぱり英語。
一緒に車に乗った青年はイタリアの人だったし・・・
ホストファミリーも英語。英語・英語・英語・・・疲れたああああ。
とりあえず、ホストファミリーへの自己紹介は、めちゃくちゃな英語だったが、通じたらしい。
シアトルにての失敗談 語学研修2
さあて初日、バスに乗ったが、降り方が判らない。うーん困ったぞ。
ノートに「How can I get the bus to stop?」と書いてあったので、隣りの女性に「Excuse me・・・」言ってみた。・・・が発音が悪いのか通じない。
仕方がないのでノートを見せたら、バスの横のひもを引くのだと教えてくれた。
無事に学校には着いたが、クラス分けのテストがある。
テストのやり方も注意事項も英語。速すぎてちっとも判らない。きっとこの解答用紙にこう書けばいいんだろうとの勘のみでテストが終了。
さあ・・・今度は、ホストファミリーの家にどう帰るのかが問題。 バスに乗ったが、運転手は無言。停留所には、何も書いてないし・・・。
朝乗った所に、ピザハットがあった事は覚えていたのでピザハットが見えたので降りたが・・
景色が違う。えーっ バスは行っちゃったし・・・少し歩いて人がいたので、必死で英語で「152nd STまで歩いてどの位かかりますか?」と聞くと・・・・あきれた顔されて「無理ですバスに乗りなさい」と言われたのでバスを待つ。
30分後、再度バスに乗って・・・ピザハットが見えたので降りたら・・・又間違い。
あらあら、でもバスを待っているうちに着いちゃうわと歩き始め、とうとう40分歩いてしまった。失敗!失敗!
次の日、クラスが決まったが、失敗談を話すと、私の他2人同じ失敗をした人が居て大笑い。
停留所に何も書いておらず運転手も何も言わないのですから余程気をつけていないと大変です。
バスの前に自転車を載せるのにも驚きましたが、身障者の電動車椅子がバスに乗るのにもびっくりでした。
日本でも取り入れたらいいのに・・・・・。
韓国・台湾・タイ・サウジアラビア・トルコ・ブラジルの青年達に助けられて・・・語学研修3
語学研修のクラスには、目と手だけしか見えない衣装を身につけたサウジアラビヤの女性を含むサウジの青年7人。他は、韓国、台湾、タイ、ブラジルの青年の計14人で、日本人は私一人でした。
サウジアラビアや韓国の青年の多いのにはびっくりしましたが、めちゃくちゃな英語での会話で判ったことは、サウジアラビアは、全員(大学生だけでしょうか)国費でアメリカ語学研修するとのことです。
先生の語る授業は、発音が聞き取れず、白板に書いて下さると何とか判るのですが・・・・
授業に入る前にクラス全員と会話するのですが、サウジの人の発音は聞き取りにくく・・・お互いに電子辞書を見ながらの会話でしたが、こう言ってあげたい・・・こう聞いてみたい・・・何とももどかしい思いの会話でした。
多分この時間が一番辛かったかもしれません。何度も遅刻したいなあ・・・と思ってしまいましたが、最後まで何とか会話してきました。
昼食時は、周りは青年ばかりでしたが、年齢に関係なく接してくれ、日本語、韓国語、サウジ語、タイ語の入り混じっためちゃくちゃ英語での会話。通じるものなんですね。これはとても素晴らしい体験でした。
大きなハンバーガーを買って、近くのワシントン大学の芝生で語りながらの昼食時が、一番勉強になったのかもしれません。授業での勉強も大切な時間でしたが、この韓国語と日本語と英語の入り混じった会話には感激でした。いつも途中で日本語になってしまい、「日本語だめよ」と言われながらの会話。
途中で、サウジアラビア対韓国 (この2国の青年が多いのです) のサッカーがありましたが、サウジアラビアが勝ち!この対戦をクラスでは、皆最高に楽しそうに語っていました。
英語で一人ずつ前に出て語るテストもありましたが、開き直って挑戦しました!70点でしたが・・・・。
もちろん、授業も勉強になりました。
しかし、多くの他国の青年に助けられたこの事は、最高の学習でした。クラスに日本人が一人という不安な状況の中で、日本語の出来る韓国の青年がおり、どうしても理解できない時、助けて頂きました。感謝です。
素敵な青年達 これからの世界の平和の為に役にたって下さいね。ありがとう!