沖縄戦について子供たちにどう伝えるのか

教科書改善の会主催、日本教育再生機構共催の「沖縄戦を子供たちにどう伝えるか」のシンポジウムに参加した。

杉並区での沖縄戦集団自決についての意見書を決議する前にお聞きしたかった。

杉並区では、高校教科書の沖縄戦集団自決記述撤回の意見書が8人の議員から提出され、もめたあげく意見書が採択されたが、この意見書だったらむしろ、「感謝の決議」の方が良かったのではないだろうか。

悲惨であったという沖縄戦は、米軍の捕虜になれば、どんなみじめな事をされるか判らない、いっそ一緒に死のうと集団自決が起こったのだという。

戦争だったのだから仕方がない、東京も長崎も広島も悲惨だったのだから・・・と沖縄の事情を深く考えもせずに過してきた。

確かに、主権回復の日と喜んでいる時にも、沖縄の方々が複雑な思いをされている事に気づくべきであったと反省の思いでパネリストの方々の意見をお聞きした。

パネリストは、小林よしのり氏・伊藤隆氏・中村あきら氏・勝岡寛次で、コーディネーターは、八木秀次氏である。