保健福祉委員会にて障害者交流館視察

12月20日、①保健福祉委員会にて「宮前ふれあいの家」運営法人の選定結果について・②京王井の頭線地域における認証保育所の整備方針についての報告を受けた後、(質問は次回委員会にて)杉並区立高円寺障害者交流館にて障害者団体連合会の方々との懇談会が開催されました。

身体障害、視覚障害聴覚障害、肢体不自由児、傷痍軍人、知的障害、重症心身障害、原爆症失語症パーキンソン病中途失聴、作業所に通っているグループ等、16グループの代表からの要望をお聞きしました。

区の保健部長や課長も参加での懇談会でしたが、実際の声を区側が聞いて下さったのですから、出来る事から確実に要望に対しての結果を出して頂きたいものです。

国が動かなくてはどうにもならない問題もありますが、区で出来る事もありそうです。障害のある方にやさしい区は、健常者にも優しい区となるでしょう。

例えば、失聴の方に対しての要約筆記者養成講座を開く事は、出来るでしょうし、障害者会館の車椅子トイレの設置等は早急に対策を考えなければならない問題でしょう。

お聞きしなければ、実際に困っている方の声は、判りません。

アメリカでの事ですが、バスの前に自転車を載せる所があるのにびっくりでしたが、もっと驚いたのは、電動車椅子の人がバスに乗って来たことでした。

停留所に車椅子の方が待っていると、バスがピッピッピッ・・・と音をたてて車体が下がっていき、運転手さんが、降りて板を渡すんです。電気車椅子の場所があって、車椅子をベルトで固定してから運転席に戻り運転再開・・・。同じ停留所で同じ時間にその方にお会いしましたので、多分通勤なんでしょう・・・。

車椅子のままで乗ることの出来るバスって日本にはあるのでしょうか?私は、乗った事がないんですが・・・・。