起きてはならない学校での事故死

荻窪駅構内を歩いていた私の携帯に区役所から緊急連絡が入った。

午前9時25分、杉並第10小学校の男子生徒が屋上のトップライト(明かり取り)から校舎内の1階に落ちて強打、病院に運ばれ、午後1時17分死亡という。

明り取りの窓は、1階のオープンスペース天上にあったが、その円形の窓には、4ミリの強化プラスチックガラスでドーム型に囲まれており、その下には7ミリの厚さのガラスがあったが、破って転落とか・・・。

一番安全であるべき校舎内で起こってしまったのは、大変残念である。ご両親の悲しみを考えると何と・・・何とも言葉が見つからない。ご冥福をお祈りします・・・では、余りにも空々しい気もするが、何を言っても時間は戻ってはこない。安全点検に怠りはなかったのか、・・・・・大変残念でならない。

夕方、6時30分からの保護者説明会に参加したが、多くの保護者が不安な面持ちで質問をされていた。校長先生は、大変お疲れになっている様子。事故から・・その対応・・記者会見・・保護者会・・・と長い長い苦しい一日であった事でしょう。

何故、算数の授業に屋上に行ったのだろうか??算数の先生は、歩幅測定をするため屋上にあがっての授業をされていたという。黒板での授業ではなく、いつも身体で教えてくれる熱心な先生であったというが、しかし・・・・・・。

屋上は、年に何回か、夜空を観察するために使う事はあったが、通常は鍵がかかっており使ってはいなかったという。

今さら言っても仕方がないが、何故、安全の為の金網を張るとか・・・出来なかったのだろうか。(今、料理店等でおしゃれな透明強化ガラスを使った床があるが、私の体重に耐えられるのか不安で歩きたくない。出来るだけ補強している場所を歩くか、端を歩く。やはりいくら強化ガラスといっても怖い)

保護者から、マスコミの取材から子供達を守って欲しいと要望があったが、確かにマスコミは、子供の心を考えずにずかずか入ってくる。子供達の心をこれ以上傷つけないで欲しいとの意見は、当然である。

「事故の時一緒にいた6年1組の生徒の父です。授業の工夫は有り難く思っています。先生は止めていたとの事でしたが、担任の先生だけに責任を押し付けて欲しくない。警察が検証されるでしょうが、先生に対する配慮も考えて欲しい」と語っていたお父さんの意見が悲しみを強くした。担任の先生の・・・ご両親の・・・校長先生の・・・今夜は、眠れないだろう。何とも・・・あってはならない事故だった。

説明会が終わってから、現場を拝見したが、現場検証は終わっており何事もなかったような床には、小さな小さなガラスが光っていた・・・が、6年生のお母様方は目頭をハンカチで押さえながら、オープンスペースに花を飾って欲しいと校長先生に訴えていらした。

何とも・・・・辛い。

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