区民生活委員会視察にて

10月22日から24日まで、広島、福岡へ「区民生活委員会」の行政視察。

「区民生活委員会」は、杉並区の区民が住みやすく過ごし易いために議論を重ねて実行する委員会であるが、他の地域の良い施策を視察し、参考にさせていただこうとの目的と、委員会が円滑に進行するための委員の懇親の意味もあるようだ。

視察の詳しい資料は、直接区役所に送ってしまったので、詳細は、後日報告書を読んでいただきたいが、広島では、市役所にて、こむねっと(地域ポータルサイト)についての説明をお聞きした。

町会・自治会等が、役所の指導のもとで、HPを作成し、地域の情報を発信したり交換したりと、アイデアとしてはとっても良い。実際にしっかりしたHPに仕上がっている町会もあったが・・・。しかし、HPの更新は誰がするの?HPを見る人はいるの?と少々不安が感じられた。

町会の現状は、どちらかといえば定年後の方々が役員になっているので、うーん!といった感じ。ただ、今のネットを常に駆使している青年達が、町会の役員となるであろう頃は、おもしろい使い方が出来るだろうなあ・・・と感心しながらお聞きした。

その後、文化芸術振興についてお聞きしたが、「広島国際アニメーションフェスティバルを開催しており、本年8月には、12回目が開催されたとか。そのフェスティバルは、2年に一回開催されるが、1000以上のアニメから優秀な作品には、賞が出る。

プログラムを拝見すると、1000件のアニメの中に、拉致問題を周知するために内閣府が作った「めぐみ」を見つけたので、気になって「いったい何人がご覧になってどういう感想だったのでしょうか?」と質問したが、詳細はわかりませんというお返事で残念。

審査員の方は、1000以上のアニメをすべて見て賞を決めるとか・・・。人類の恒久平和に最も貢献した作家を表彰する「ヒロシマ賞」もあるという。

杉並区もアニメミュージアム等あるが、もっと工夫が必要かもしれない。

その後、平和公園の資料館へ。

副館長から説明を受けたが、一つ気になった言葉があったので、説明が終わってから呼び止めて「ヒロシマ原爆での被害者について、強制連行された人も被害にあったとおっしゃったのですが、当時は、戦争なのですから徴用なのではないのですか?」とつい質問してしまった。

8月6日に拝観しているが、その副館長の言葉が気になったので、館内に入り、その展示を見たが確かに強制という言葉が使われている。Photo

3000度~4000度の熱って全部溶けてしまうって事?。報道する人も溶けてしまうわけなので記録は、爆心地外しか残っていないはず。何とも悲惨である。

たくさんの高校生や小学生が拝観していたが、スカート姿の女学生が、石畳であぐらをかいて先生の注意事項を聞いていたが、とっても気になてしまった。正座している子もいたが・・・。痛いだろうに・・・。