文教委員会視察・・・沖縄にて

   7月に与那国に視察に行って、体調を壊してしまってから 本調子にならず何となく気力のない日が続いているので、沖縄への視察は、行きたくないなあ・・・が、本音だった。

しかし、今回の視察は、大変意義ある視察となった。個人では、お聞き出来ない説明もきちんと聞かせて頂けるので、視察は大変有難い。区民の税金で勉強させて頂いているのであるから杉並区に生かしていきたいと思う。

どの施設も素晴らしいが、その施設をつくる経過と施設を運営する様子を拝見し、トップの人材がいかに熱く情熱的であり能力があるのかによって施設もより生きていくのだと・・・当たり前の事ではあるが再認識させて頂いた。

杉並区では、例えば「郷土資料館」や「図書館」の長が、こうしたいああしたいと情熱を込めて語ることない。状況がまったく違うので、比較は出来ないが、民間の能力をもっと生かす必要があるのではないだろうか。杉並区には、優秀な人材がそろっているはず。

10月31日:名護市役所にて、お話を伺ったが、名護市議会の議長が、初めに「国防も大切だが、国内の基地の74%が沖縄にあるのがおかしい」と述べられたのには驚いた。Cimg0302_2Cimg0298

市役所の壁には、沖縄の風景写真等が飾られていたが、その中に「11万余の拳」(2007、9、27)と題した写真もあり、これにも驚いてしまった。

その後、名護市スポーツリハビリテ-ショCimg0297ンセンター・産官学連携協力による学園都市のCimg0300取り組み・・・・説明と見学。

11月1日:那覇市にて、「なは教育の日」の制定について説明を受けたが、学校教育だけでは教育出来ないので、民間の力を借りて共に教育する日のようだった。民間の駅前ビルの3階を那覇市が買い取り、そこに中核的生涯学習施設があったが、プラネタリウムも併設してあり、素晴らしい。Cimg0326 

杉並区の科学館は、古くて博物館のようなので、立派な科学に興味を持てるようになるような建物を創りたい。せっかく、ノーベル賞を受賞された小柴さんの展示がされていても宝の持ち腐れになっているのが残念でならない。

11月2日:沖縄市にて「沖縄市こども科学力向上事業」を拝見。「沖縄こどもの国」の中にある施設で、こどものための科学力向上施設(ワンダーミュージアム)では、遊びながら科学に興味を持つような仕掛けがたくさんあり、視察でなければ、時間をかけて遊んでみたいと思ってしまった。Dsc_1319 

バスから見た看板。「注意 児童が出る!」下に書いてあるのは、「正しい言葉使いをする・ゴミのポイ捨てをしない・おじいちゃんを大切にする」・・・おばあちゃんは?と運転手さんにお聞きしたら、作ったのが「おやじの会」の方々なので・・・とのお返事だったが・・・。Cimg0332