マーガレット・サッチャー「鉄の女の涙」を鑑賞

娘に連れられて「マーガレット・サッチャーPhoto  鉄の女の涙」を鑑賞。

随分前に買っておいてくれたチケットだが、お互いに時間がなくて今日になってしまった。映画は、新宿あたりではすでに終了しており品川まで行く事になった。

映画館の椅子にびっくり・・・。飛行機のビジネスクラス?のようにゆったりとした席で、暗くなったら寝てしまいそう・・・・。

随分前になるが、直接サッチャー女史の話をお聞きする機会があった。講演の前に3人の日本女性が話されていたが、その中に桜井よしこ女史もいらした。

桜井よしこ女史の髪型はアップでとっても綺麗だったと覚えている。

サッチャー女史は、ブルーのスーツを着て、それはそれは力強いお話をされた。同時通訳だったが、迫力はびりびり伝わってきた。感動的だった!

「女性は、多くの事を両立できる能力を持っている。私は、子育て、弁護士、議員と、やってきました。二人の子供は、母が見てるれました。・・・・私が、今ここにあるのは、夫のお陰もあるのです。彼は、毎日、私に「君なら出来る」「大丈夫、君なら出来る」と励まして支えてくれました」・・・と、ご主人様の事を語られたが、羨ましいなあ・・・と思い、今でも、その声のトーンと力強さは心に残っており忘れられない。

今日の映画は、素晴らしくはあったが、「鉄の女」である国をそして領土を守った女史の一面だけを描いており、少し違和感が残った。本人が、あの映画をご覧になったらどう思われるだろうか。

多くの男性の中で良く頑張った女性であるし、あれ程の反対派もいる中で命がけで毅然と立ち向かった立派な女性であることは描かれていたが・・・・。

少し・・・残念。