杉並第8小学校 創立80周年記念式典・祝賀会
10月19日、杉並第8小学校 創立80周年記念式典・祝賀会が開催された。
国歌斉唱でまず びっくり!!子供達の声が響き渡っている。
その後の区歌で、また びっくり!! 区歌を歌った学校での式典は、初めて。
区長の挨拶は、相変わらず長い。子供達が聞いているのだからぴりっと一言で良いと思うのに、学校の選択制について、同じマンションで違う学校に通っていることに違和感を感じるとか・・・。(私立に行っている子供とだって、地域では仲良くしている。)地域のコミュニティの分断が行なわれて気がする・・とか。基本的には皆一緒がいいと思った・・・
(それだから リーダーが育たないのだ!!国会議員にもリーダーはいないし・・・。他国では、エリート教育、指導者になる教育がされているというのに・・・。日本は、負けてしまう!!)・・・とか・・・。子供にそんな話ししても 仕方がないのにと思いながらお聞きしていた。
教育長の話は、80年前に学校を建てた人の気持ちを考えてみようから始まって、何故、勉強するのか?ソマリアの若いお母さんが、文字を勉強したきっかけは、貼り紙が読めるようになるためと・・・具体例をあげて話された。
ソマリアでは、「この水を子供に飲ませないように」と書いた貼り紙が読めなかったために、その水を飲んでしまった多くの子供達が、死んでしまった。その後、若いお母さんは、賢くなる・・・貼り紙の字が読めるようになるために勉強し 命を大切にするようになった・・・という。
住みよい社会にするため、皆のためにつくし、幸せな人生のために 力を合わせていい社会にしましょう。杉並を愛し、日本を愛し、世界のために育って下さい・・・・。と、話された。子供達も興味深そうに聞いていた。
28期卒業生の海江田氏(衆議院議員)は、ご自分が 杉8小に通っていたころの話から、プールが出来た話をされていたが、その場にふさわしい話で、さすが 慣れておられる。
帰りに・・・「日本をどうかよろしくお願い致します」と申し上げてしまった。
校長先生は、着物姿で・・琴を子供達と一緒に演奏。サックスも一緒に演奏。かわいらしく素晴らしい先生に感心してしまった。(どこで着替えたのか、途中から、サックス奏者の衣装になっていたし・・・)
式典も素晴らしかったが、お祝いの会も素晴らしかった。校長先生や音楽の先生、そして、他の先生方の意気込みが感じられたが、杉8小学校を取り巻く、PTA,同窓会、地域の力の結集を見せつけられた思いがした。
子供達の太鼓、歌、演奏、どれも素晴らしかったが、式の最後に6年生が原稿も見ず長い挨拶をした。素晴らしい・・・・思わず、隣に座っていた区議に「すごいですね。負けそうですね」と 言ってしまった。
最後は、杉8小の児童と卒業生達による阿波踊り。いろいろな連が混じり合ってもきちんとそろっており 何とも・・さすが、高円寺地域である。素晴らしかった。おめでとう御座います。