杉並第三小学校創立120周年式典・祝賀式

杉三小学校は、次男の卒業した学校である。

当時、90周年式典の時には、成人教育委員長で活動していたような気がするが、あれから30年。Img_0114

式典は、立派に行われ、6年生の「きつねの嫁入り」の劇は、涙が出てきてしまった。

オリジナルの脚本なのだが、120年前のこと、日照りで桃園川がからからになり、(桃園川は、雨が降るたびに氾濫していたのだが・・・・)村人達が、田中稲荷(我が家の近くにあるが・・・)の行者にお願すると、梅里の池の龍神様が天に帰ってしまったので、村の若い女性をお嫁さんに差し出せば良いと教えられる。

どの家も、自分の娘を龍神様の嫁にしたくない。そこで、狐を龍神の嫁に差し出そうと計画する。一人の「たけ」という若い青年が選ばれて森に行き「私の嫁になって欲しい」と何日も懇願する。

狐の娘の中に、小さい時に、わなに掛かってもがいている所を「たけ」が、助けてくれて怪我をした足に薬も塗ってくれたというキツネがおり、「たけ」ならお嫁さんになりたいという。

狐の娘が人里まで嫁にきて、さあ、湖に誘い込もうとすると「たけ」が、昔助けた子狐だと気づき「僕の嫁さんだ」と叫び助けようとする。

狐の嫁さんは、自分が池に入れば、雨が降るのだと気づき、・・・「たけさん、お嫁さんと言ってくれてありがとう」と持っていた袋を「たけ」に渡して入水。

雨は降って・・・村は助かったが、悲しんでいる「たけ」の手に残った袋の中には、「どんぐり」が入っていた。「たけ」は、丁寧に土に埋め育てた。そのしいの木は、今も杉3小の校庭にある。

というお話・・・・・・・。地元の稲荷や川が出てくるので、親近感も湧き、引き込まれてしまった。

式後、今日は、天気予報では晴れだったが、杉3小の校庭の上だけ雨が降ってきた。遠くは晴れて明るいのに・・・。「あまごいが効き過ぎちゃったね」。

祝賀式もとても素晴らしかった。蝶が飛ぶ手妻は、手品と芸Img_0145  が一緒になっており蝶の一生と次の世代を残していくという哲学まで表して・・・素晴らしい。Img_0138

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