日蒙親善のためにモンゴルへ
昨年、日蒙友好40周年記念に、日本の神々のお人形を作っておられる蒼成院母院先生が、大使館の要請で素晴らしい神々の人形等を持ってを展示をされた。 ウランバートルでの展示は、素晴らしかったとお聞きしているが、私は、議会中で参加出来なかった。
その時の、モンゴルの人形を大使館に贈呈するという事も目的の一つだったが、何年も植林で友好を築いているダルハンの子供達にも日本文化を見せたいという事で、私も同行する事となった。
モンゴルの話は、何度もお聞きしていたし、以前、ダルハンの日本語学校の子供達のお土産に・・・と「親子でつくる教育ぬりえ」を生徒に渡し、お返しに、ビデオレターも頂いていたので、子供達に会うのは、楽しみだったが、私は、喉が弱いので、モンゴルの埃に耐えられるだろうか心配だった・・・。
モンゴルの草原は、感動的である。牛、馬、羊・・・が群れをなしているし、車の前を牛が何頭も横切る風景は最高!、
しかし・・・、町の埃はたまらない。車は、全て真っ白茶。途中 声は出ないし・・・。ずっとマスクしていたのに・・。やっぱりダウン。
でも・・・頑張ってきた。帰国してから一周間以上経つがまだ咳きこんでおり辛い。
日本人墓地慰霊も目的の一つ。モンゴル軍の中の日本人墓地。草むらなので、石を踏んで歩こうとしたら・・・、通訳の人に「石の下には人が眠っています」と言われて・・・よく見ると、少し盛り上がっている所に石が並んでいる。
聞いて良かった・・・日本に帰れずに無念で亡くなった方々の上を通る所だった。128と番号のある少し盛ってある場所の下には、眠っているのだろう。何とも言葉がない。
ダルハンの日本人学校では、モンゴルの子供達は日本語で話せるので交流が出来る。
人形を抱いたり、絵手紙を教えたり、紙で入れ物を作ったり・・・。
教室は、綺麗で子供達の服装もきちんとしていたが、体育館の床が、穴だらけ・・・・日本では考えられない光景に驚いてしまった。怪我しないのだろうか。
体育館のどこも埃だらけで、喘息になりそう・・・だが、マスクをするわけにもいかず・・・。
授業の初めには、きちんと立って挨拶をし、終わるとキチンと礼をする。