平成25年第4回定例議会にて質問

質問の原稿をそのまま貼り付けます。251121_2

★友好都市瑞草区の高校に設置された「慰安婦」像と河野談話について
★高円寺地域の新しい学校づくりについて  

宇宙飛行士の若田光一さんが、地上約400キロの国際宇宙ステーション(ISS)で、来年5月まで半年間の滞在を開始しました。日本人として初となる船長を務めるという事ですが、日本人として誇らしく思っています。
多くの国が協力して何かを成し遂げることは、世界の平和にもつながる事でしょうし、今回の 若田さんの紹介したワッペンには、和を持って尊しの「和」という文字が入っていました。お仕事を終え元気で戻ってこられることを祈っています。

また、東京オリンピックパラリンピック招致でも、安倍総理始め 若い方々が力を合わせて堂々とスピーチし、その様子は 大変 感動的でした。
7年後に向かって日本に活気が出てきている事は、大変有難い事です。

日本の子供達が元気であって欲しい、日本が元気になって欲しい といつも願っていますが、一方、日本を取り巻く不安材料もあり、日本は、今後どうなっていくのだろうか と、日本の将来に対して不安が渦巻いているのも事実です。

今年の11月、つい最近の事ですが、杉並区と友好都市提携している瑞草区の高校に慰安婦像が建てられました。

アメリカややカナダ、オランダでの慰安婦決議、ソウルの日本大使館前の慰安婦像設置、アメリカ各地の慰安婦碑や慰安婦像設置、そして、ドイツにまで建てようとの計画もあり、旧日本軍が、女性の人権を蹂躙して「性奴隷」にしたとの歪曲された事がらが、世界を駆け巡っております。

瑞草区の高校に設置された慰安婦像について質問する前に、少し長くなりますが、質問の導入として、説明をさせて下さい。
平成19年、今から6年前の事です。 マイケル・ホンダ議員の提案で、アメリカ下院外交委員会で、「従軍慰安婦問題の 対日 謝罪要求 決議」が賛成39票 反対2票で可決されました。
以前も質問し 紹介させて頂きましたが、再度、アメリカ下院の121号決議の一部を読んで見ますと ( 2007年7月30日)
「1930年代から第2次世界大戦までの間、日本政府は、「慰安婦」と呼ばれる若い女性たちを日本軍に性的サービスを提供する目的で動員させた。日本政府による強制的な軍隊売春制度「慰安婦」は、「集団強姦」や「強制流産」「恥辱」「身体切断」「死亡」「自殺を招いた性的暴行」など、残虐性と規模において前例のない20世紀最大規模の人身売買のひとつである。」とあります。
決議は法的に非拘束のものですが、「残虐性と規模において前例のない20世紀最大規模の人身売買のひとつである。」との文は、客観的な根拠もなくあまりに乱暴です。
当時、日本の一部のジャーナリストや国民が、抗議の声をあげましたが、日本政府が、曖昧に対処してしまった結果、その後、オランダ、カナダでも慰安婦の決議がされました。
平成23年には、ソウルの日本大使館前に慰安婦像が「平和碑」として設置され、現在も水曜日ごとに 定期集会が行なわれていますが、欧米からも支援者が参加し、同じ慰安婦像を 韓国やアメリカに続き、ドイツにも建てる計画が紹介されています。
今年になって、アメリカのグレンデ―ル市の公園に 韓国の像と同じ 慰安婦像が建てられましたが、グレンデ―ル市議会が決議しての結果です。
グレンデ―ル市は人口19万人で、1万2千人の韓国人が住んでいます。5人の市議会議員に対する政治的圧力は 相当なものであったでしょう。日本人はたった100人。100人では とても対抗できません。
慰安婦像には、『私は、日本軍の性奴隷でした。』“I was a sex slave of Japanese military”と書かれていますし、

『平和の記念碑』Peace Monumentには、「1923年から1945年にかけて、20万人以上のアジア人とオランダ人の女性たちが、韓国、中国、台湾、日本、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、東ティモールインドネシアの彼女たちの家から拉致され、大日本帝国軍によって強制的に性奴隷にされました。」とあります。
「性奴隷」という 作られた言葉が 独り歩きしています。
グレンデ―ル市の現地の日本のお母様からの連絡では、真黒な暗闇の中で何かがうごめいているような恐怖感がある、実際 つばをかけられた という子供もいるとの事。あまりにもひどい話です。

このアメリカに設置された慰安婦像の問題は、他国の問題として傍観するわけにはいきません。杉並区の子供達も 大きくなって国際社会に羽ばたいて行く事でしょう。その時に、日本人は とさげすまれ 悲しい思いをしないためにも、今、私達は、言うべきことをしっかり言わねばならないと思っています。

戦争は、悲しい出来事です。多くの悲惨な事実があります。しかし、事実ではない「性奴隷」という言葉を碑に刻み、慰安婦像として残すことは、将来に禍根を残すことになるでしょう。

慰安婦碑や慰安婦像が、ソウルや米国に建てられ、ドイツにまで建てられようとしているこの現状に対して 区長は どのように感じておられるでしょうかお伺い致します。
私は、日本の将来が 不安でなりません。
韓国は、あらゆる媒体を使って日本を攻撃しています。来年1月にフランスのアングレーム市で開かれる世界最大級の国際漫画フェスティバルに、韓国の政府機関・女性家族部(省)が、国際社会に日本軍慰安婦被害者の実情を知らせるための漫画を制作し出品・展示するとの事です。
100ページ程度の慰安婦漫画と短編を計50作品制作し、フェスティバルに出品するとともに、英語やフランス語などに翻訳し、世界各国の学校などに配布し、国際社会にアピールするということのようです。

日本や日本人の名誉を貶めようとしている 韓国の意図は何なのか知りたいものですが、日本人が余程しっかりしなければ、この韓国のロビー活動に負けてしまいます。
このままでは、50年後、100年後には、日本人は、国家ぐるみで 女性を性奴隷にしていたふしだらな民族である と言われてしまいます。さげすまれる民族となって行くのを黙って見ているわけにはいきません。

韓国での慰安婦に対する漫画を一つ読みました。現在、慰安婦問題の活動をされている高齢の方の様子を描いた漫画ですが、だまされ、無理やり連れて行かれて客を取らされるなどの悲惨な境遇が描写されています。
とてもかわいい 誰もが読みたくなるような漫画です。

1926年の事。お父さんが病気で長女が働きに出なければならず、日本の軍服を作る工場で働いている。そこに日本の軍人がきて女性が集められて船に乗せられて 無理やり慰安所で働かせられ 性のおもちゃにされ、刀と暴力で脅かされ体を蹂躙された。少ない時は、30人 多い時は一日70人。ご飯を食べる事も休む事も出来なかったと描かれてあります。

そして、1945年の日本の敗戦の時には、慰安婦たちは集められて、慰安婦がいた事は、大日本帝国の恥部であるとして、事実を外部に漏らさないようにと 日本兵に銃で撃たれ殺された。
偶然、生き残った私は、その後、子供を産む事の出来ない身体となり、家族とも会う事がないまま80歳をこえた。たくさんの時間が流れた、今度生まれたら普通の女性に生まれたい という内容の漫画でした。

昭和20年の敗戦時に、隠ぺいのために慰安婦を集めて銃殺したと。これを事実として各国の言葉にして世界の各学校に配るということでしょうか。これは、私達日本人の父祖や、 これから生まれてくる子孫に対する最大の侮辱です。

ところが、ここに、アメリカの公文書の記述がありますが、1944年夏、北ビルマのミートキ―ナにて米軍に捕えられた朝鮮人慰安婦20人と雇用主の北村夫婦から の尋問記録が 米国立公文書の記録にあります。

そこには、慰安婦とは、売春婦に過ぎない、もしくは「野営追随プロ」とあり、虚偽の募集で多くの女性が海外勤務に志願し前金を受けたとあります。
平均25歳で、彼女達は、高級地で贅沢に暮らしていた。ビルマに留まっている間は、将校とスポーツイベントやピクニックに参加したり、社交ディナー等で楽しんだ。
兵士は、建物を訪れ支払いをしたが、彼女達は、客を拒否する特権を与えられていた。彼女達は、月平均で 1500円の収入を得ており、750円を「マスター」に返済した。
この取り調べでは彼女達は健康状態も良く、あらゆる種類の避妊用具を十分に支給された。かかりつけの軍医が、週一回訪れて健康管理をしていた。

ある女性の言う所によると 極めて多くの結婚の申し込みがあり、ある場合においては、実際に結婚した。とありました。

月平均で 1500円の収入とありますが、それは、当時の日本兵の数十倍もの高給だったとの事です。韓国の慰安婦漫画と米公文書との内容の違いには、驚かされます。
虚偽の募集とありますから、慰安婦という仕事だとは思っていなかったのでしょう。

戦争はかなしい出来事ですし、経験された方から 想像を絶する出来事も聞いたこともあります。
私自身、軍隊がどのような所か書物でしか知りませんが、このアメリカの公文書を読んで、ピクニックやスポーツイベントが本当にあったのだろうかと驚いてしまいました。
長々と 慰安婦問題について説明してしまいましたが、今年の11月に、杉並区と友好都市提携しているソウル市瑞草区の瑞草高校の校庭に元日本軍慰安婦の像が設置され、5日に除幕式がありました。
瑞草高校の校長は、歴史を正しく伝え、慰安婦の悲劇を世界に告発するのが目的だという事です。
学校に慰安婦像設置をされたのは初めてという事ですが、瑞草高校は、私立ではなく、ソウル市の公立高校です。瑞草区の高校生も多く通っているはずです。
これから仲良くしていかなければならない隣の国の高校生が、何をどう教えられているのか恐い気がします。
慰安婦は、新聞広告でも募集されたという記事が残っていますので、給料が高いために慰安婦になった人もいるでしょう。貧しいために売られたり騙されて慰安婦にされた女性もいたはずです。女性の人権がないがしろにされていた時代があった事は まぎれもない事実です。

しかし、先程の漫画のように、敗戦時に慰安婦を集めて射殺した等の事実に基づかない内容を教えているのであれば 今後 友人としてお付き合いが出来るのでしょうか。

この瑞草高校の慰安婦像についての区の見解をお伺いします。
瑞草高校の慰安婦像は、校長先生が発案者で、ソウルの日本大使館前の慰安婦像をまねて作った所、制作者より著作権があるとクレームがあり、教師・生徒が再度製作したという事ですが、友好都市である瑞草区と瑞草高校に慰安婦像がどのような過程で設置されたのか 問い合わせて頂きたいと思いますがいかがでしょうか?
杉並区としては、今後、瑞草高校の慰安婦像に対して どのように対応されるのでしょうか?お聞かせ下さい。

区長は、教育現場に思想的な概念が持ち込まれることに 常日頃 懸念を示されておられましたが、瑞草高校の例は、教育現場が政治利用されている見本のように思われます。教育の政治利用は、さけるべきだと私も思っています。

教育現場が政治利用されては、瑞草高校で学ぶ生徒が かわいそうですが、率直な感想とともに 瑞草区に隣国の友人として苦言を伝える考えはありませんでしょうか?

瑞草区とは、友好都市としてこれまで交流していますが、瑞草高校の慰安婦像に対して、今後、黙って知らぬふりをして交流を続けるのであれば、いわゆる韓国の方々が主張している慰安婦問題を認めた事になります。
言うべきことはきちんと言ってから 交流していかなければ、今後も同じことが続くでしょう。毅然とした対応を宜しくお願い致します。
次に河野談話についてですが、平成5年8月の「河野洋平官房長官談話」は、
従軍慰安婦」という当時は使われなかった 戦後の造語を使っています。

「甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多く」とありますが、それを受けたように、その後、慰安婦決議や慰安婦碑、慰安婦像が建てられるに至ったわけです。

平成19年に安倍晋三内閣が「強制連行を直接示す資料は見当たらない」と閣議決定をしていますが、宮沢内閣の時に閣議決定もしていない「河野談話」のみが独り歩きしている事は、日本にとって 大変残念なことです。

本年の10月15日、産経新聞は 「河野談話」の根拠となった、韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査報告書を入手したと報道しました。
その報道によれば、元慰安婦報告書のずさん調査が浮き彫りになり 一般の娼館はあっても 慰安所はなかった地域で働いた との証言もある等、証言が曖昧です。河野談話の根拠は完全に崩れてしまっています。

教育委員会は、河野談話の根拠が崩れたことについて どのような見解を持たれているのでしょうかお伺い致します。

慰安婦の事を小学生に教える必要はありませんが、中学生になれば、それが何の事か理解が出来るでしょう。

本来であれば、中学生にわざわざ慰安婦について教える事も無いとも思いますし、あまり取り上げたくない問題ではあります。しかし、ここまでの度を越した現状では、曖昧にせず 事実をきちんと教える必要があるのではないのでしょうか。

これまで、中学校で この慰安婦について取り上げて学んでいる例はあるのでしょうか?
現政府の方針通りに 軍の強制連行の事実はなかったと教師は伝えているのでしょうか?

河野談話の根拠が、いい加減であったと判った今、慰安婦の歴史的事実をしっかりと正しく生徒に教えて頂きたいと思いますが、今後、具体的にどのように教えていくのか お伺い致します。

ソウルだけではなく、アメリカにまで 慰安婦碑や慰安婦像を建て、今後は、ドイツにまで建てる予定だと言い、また、
サッカーでの試合後のパフォマンスや スポーツに歴史や政治を持ち込む激しい応援の仕方、日本の体操選手のユニフォームが、旭日旗だと言ってクレームを付ける等、このようなやり方では、国際社会の理解を得られるとは到底思えません。

すでに、慰安婦像20体以上が、アメリカに運ばれているという信じられない情報まであります。

私達が、多くの情報に惑わされることなく、しっかり事実を知らなければなりませんが、次代の日本を担う子供達にも、正しい事を伝えておかねば 国際化時代 世界で羽ばたけなくなってしまうでしょう。
友好都市である瑞草区にある公立高校の慰安婦像に対して 曖昧な対応ではなく ぜひ 明確かつ適切な対応をして頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

次に高円寺地域の学校つくりについてですが、
高円寺地域の学校つくりについては、もう、何度もパネルを使っても説明してきました。
同じことをここで質問しても仕方がありませんので、繰り返しませんが、地域の事情を考えないような 小学校の学区での線引き等、乱暴すぎるような気がしており、未だに納得がいきません。

他の議員が、しっかり質問されておられますので、重複してしまう部分もあるかも知れませんが、宜しくお願い致します。

11月6日に、朝日新聞に「学校がなくなる高円寺、問題点は?」という意見広告を出したグループがあると聞いていますが、意見広告を出したという事は、区役所のやり方について 相当不満があるという事ですが、その後、その方々と十分に話し合ったのでしょうか?

素案が出来るまえの会合に 何度か参加しましたが、結論が決まっているような会議の進行内容で、参加している皆様も困っておられる様子でした。
その後、計画案が出来て、説明会やパブリックコメントもされたようですが、現在はどのような状態なのでしょうかお示し下さい
学校の統合については、色々な立場もあり、意見の違いもあるでしょう。
しかし、学区の変更や統合は、一度決めてしまえば、その後、不便であっても すぐに変える事は出来ませんので、今の大切な時期に 住民の声を良く聞いて 将来の高円寺全体を見据えた地域つくりのために 心を込めて取り組んで頂きたいと思います。以上質問を終わります。

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