区長選に思う・・・
杉並区長選挙。4年前には、民主党や社民党推薦で当選した田中区長。
区民には、色々な考え方の人がいるので、民主党の区長でもかまわない。どのような区の運営をされるのか期待していたが、田中区長は、特別委員会で、ある女性議員の質問に野次を飛ばした。(都議会の野次は凄いらしいので・・・同様に思ったのかしら・・・)
確か高円寺の道路について質問されていたが、質問の途中で区長が「道は二つしかないんだよ」とおっしゃったので、??二つって??何だろうと思いながら真面目に聞いていたが・・「男の道と女の道しかないんだよ」・・・と・・・・。
議会は、区民のより良い生活等の為の意見を交換し決定する神聖な場所だと思っていたので、まるでお酒の席のような野次を区のトップである区長が飛ばした事に驚いてしまった。
その後、田中区長は、前山田区長の政策を次々と変えていった。区長の考え方が違えば変わるのは仕方がないが、結果、貯金を使い区債は増えてしまった。貯金を使うべき時に使うのは良いとしても区債まで増やすとは・・・これでは、杉並区は、普通の区になってしまう。
これまで他自治体のお手本になってきた杉並区。他区の人に羨ましいと言われてきた杉並区が・・・残念でならない。今後の財政不安が一番の不安。
区長選挙に向けて、当然、自民党は、独自候補を出してくるだろうと思っていた。私自身は、その候補者を応援すれば良いと単純に考えていたが、候補者は決まらない。
自民党は、石原のぶてる氏を中心に田中区長推薦を早々と決めたようだった。田中区長の評判はあまり良いとはいえなかったので、自民党が候補者を出せば勝っただろうに・・・。
結果は、低投票率。投票率が、28,79%だったとはいえ、4年前に田中区長に投票した人が、102990票あったのに・・・今回は、56342票となっている。
4年前は、自民党は、違う候補者を応援していたのが、今回は石原のぶてる氏も応援して56342票。という事は、自民党の一般支援者は、投票する人がいなかったって事になる。
新聞の情報によると「現状に不満がない人は選挙に行って変革を起こそうという気にならない」「4年間の区政の取り組みを区民の皆様に評価していただいた」とのコメントをされたようだが、よけいに不安になってしまった。
区長選挙の結果を真摯に受け止めてより良い区政運営をして頂きたい。
他自治体のお手本になるような杉並区にために・・・。