第一回定例議会が終わる

ひとりごと

花粉は飛んでいるし…。選挙は4月にあるし・・・。なんとなく頭の中が混乱しそう。

予算特別委員会の意見開陳も終了し、今回の予算は、バランスがとれており賛成としました。

委員会中に目立ったかっこいい女性課長がいましたよ。

特別支援教育課長・・・手のあげ方がすっと真っ直ぐで、「はい」の返事もはっきりしていて、言葉使いもとっても素敵。話し方のスピードも速くなく遅くなく適確でさわやかで・・・聞き惚れてしまいました。

冷たい答弁の人、論点がずれている人（わざとかも知れませんが・・・）もいるのですが・・・。

以下、意見開陳です。

 

意見開陳　平成２７年３月１２日　

杉並同志会として、

議案第２８号平成２７年度杉並区一般会計予算ほか、予算特別委員会に付託をされました関連議案につきまして賛成の立場で意見開陳いたします。

杉並区の平成２７年の予算は、「少子高齢社会へのチャレンジ予算」となづけられ　これからの少子高齢化に向けて前向きな予算となっており、区債の一部繰り上げ償還を行うと共に、財政調整基金を取り崩すことなく、予算編成を行っています。

区民福祉の更なる向上を図りつつ、次世代の負担軽減を図る観点から、区債と基金のバランスに配慮された予算案でもあります。

すでに特別委員会にて質問しておりますので　以下、簡単に述べさせて頂きます。

経常収支比率については、「財政健全化と持続可能な財政運営を確保するためのルール　として８０％以内をめざすとありましたが、本予算書では、82.5％となっています。

２３区では、良い方ではありますが、経常収支比率が、低ければ区民の要望にもいろいろ応えられるわけですから、ぜひ８０％以内の財政運営をめざして頂きたく要望致します。

財政のダムについてですが、他の委員の質問に対して区長は、「将来において何があるかわからない時代だからこそダムは必要」と答弁されておりましたが、正に何が起こるかわからない時代ですし、直下型地震がくれば、区内の２割の住民が家を失うという報告もありましたので、財政のダムは必要です。

財政のダムは、区民の安心感につながりますので今後も宜しくお願い致します。

財政の健全度を示す指標としての実質公債費比率についても触れましたが、１７４２自治体中一位ということですので、ぜひこれからも一位を保って頂きたいと思います。

今回の予算特別委員会は、区民の皆様にアンケート調査した結果をもとに区民の声として質問致しましたが、時間の制約がありましたので、質問できなかった部分を要望として少しお伝えしておきます。

・公共施設である学校を有効に活用して欲しいという声がありました。

約３０年前から校舎の大きさは変わっていませんが、小学校の児童数は、３０年前に比べて約半分です。単純に計算はできませんので半分とまでは言いませんが、空きスペースを有効に利用できないでしょうか。例えば、４階を、特別養護老人ホームにし、２・３階は、学校で使用し　１階は、学童と保育園に、夜や日曜日は、地域に貸し出せば、特養も地域にあり、地域の住民の中心に学校があることになります。学校は震災救援所にもなっていますので、日頃から身近に感ることができ、とても良いのではないだろうかとのことです。

・子供たちの教育に関しては、力を入れており　給食等にも心配りがされているという評価の声がありましたが、携帯電話や電子機器について心配する声もありました。

ＷＨＯが、スマホで音楽は、一日一時間にと指針を発表しましたし、テレビの音楽番組の点滅映像でてんかん発作を起こした人がいるとの報道もあり、子供を取り巻く環境が気になる、との声がありました。

学校でもＩＴが推進されてタブレットＰＣや電子教科書で勉強するようだが大丈夫なのか心配とのことでした。

・あまりにもむごい事件に驚いている。道徳教育を充実させてほしいとの意見もありました。

・施設再編による施設の料金や時間帯については、使いやすくなったという意見は一件ありましたが、多くの方が、時間帯が不便になり利用料があがったとの思いを持っておられました。

使用料の一部は、トイレの改修など、より利便性の高い施設とするために有効活用するとのことですが、区民が納得できるような周知の仕方が必要であると感じました。

・高齢者から、区の施設の借り方についての意見もありました。

区の施設を予約してあったが、雪が降ってしまって中止にした。施設を使わないという連絡をしなければペナルティがついてしまうので　連絡しなければならないが、自宅にパソコンもなく携帯電話も持っていない。仕方がないので近くの若い人のお宅まで雪の中歩いて行って代わりにやってもらった。区役所の一階に以前はパソコンがあったのに・・との意見がありました。

・狭い道路に電柱があり、さらに道路を狭くしている　交通上も危険で気になる、ミラーが見にくい等、その他、いろいろ意見や要望は、個人的なものもありましたので、個別具体的な事は各課にお伺いすることに致します。

アンケートの結果　多くの皆様が、杉並区に誇りを持っており、住み易い区であると思っていることが良くわかりました。区長も　多くの方が杉並を訪れたくなる仕掛けづくりを進めてまいりますとのことですので　引き続き区民が納得できる区政運営に取り組んで頂きたいと思っております。

以上、議案第２８号平成２７年度杉並区一般会計予算ほか、予算特別委員会に付託をされました関連議案につきましての意見といたします。

予算特別委員会の審議に当たり、誠意を持って答弁していただきました理事者、職員の皆様、丁寧に資料作成して下さった職員の皆様　そしてまた公平公正な委員会運営に努められました正副委員長に改めて感謝申し上げまして、杉並同志会・松浦芳子の意見開陳といたします。

　ありがとうございました。