11月18日から12月8日まで第4回定例議会開催

19日に一般質問をした。Img_6033271119


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質問が「科学の拠点づくりについて」だったので、決算委員会にお聞きした内容と重複してしまった部分があり、教育長も答え辛かったと思う。

以下、質問の原稿です。

平成27年11月19日  議長 23番です。

自民・無所属・維新クラブの一員として、新しい科学教育の拠点づくりについて一般質問致します。

老朽化した杉並区科学館が廃止されるとのことで、杉並区の科学教育の拠点がなくなります。

平成25年12月に杉並区のホームページにおいて「杉並区 区立施設再編計画」として杉並区立科学館の廃止が掲載されてから、科学館や理科教室について、これまで多くの議員が質問しておりますし答弁もお聞きしています。

決算特別委員会でも科学教育について質問いたしましたので 重複する部分があるかもしれませんが、改めて質問させて頂きます。

私は、あのドーム型 科学館の建物が大変 気にいっていました。

先日、杉並区の科学館は、今どうなっているのかと思い 見に行ってきました。

玄関には、「平成27年3月をもちましてプラネタリウム天体観測ドームを閉館しました」との 張り紙がありましたので、入っても良いものか迷いましたが、扉を押すと開きましたので、中に入って展示等を見てきました。

館内は、誰もおらずがらんとしており、事務所も鍵がかかっておりました。

先日、梶田氏が、ニュートリノノーベル物理学賞を受賞され、新聞には、小柴博士と一緒の写真が掲載されておりましたが、杉並区の名誉区民である小柴博士の弟子であるという梶田氏が受賞した事で、改めて小柴博士の偉大さを再認識した区民も多くいたことでしょう。

そのような時期でしたから、杉並区の区民の中には、科学館の小柴博士のニュートリノの展示を見たいと思った人もいらしたかもしれません。私もその一人でしたので、科学館に誰もいなかった事が大変残念でなりませんでした。

杉並区立科学館のホームページには、「現在、常設展示見学と講堂等の貸出のみを行っており、 平成283月に閉館します。」と書いてあるため、本来は、3月まで開いているはずですから これからも展示を見に来る人がいるかもしれません。一人ぐらい係の方がいらしても良いのではないのでしょうか。

二階の小柴博士のコーナーは、以前のままの展示でした。

「小柴先生の生い立ちと研究の足跡」とあり、旧制中学校の時小児麻痺になって音楽家への夢をあきらめたこと、高校受験に失敗し浪人したこと、家族の生活費を得るためにアルバイトに明け暮れ成績は良くなかったことなどが書かれていました。

「学業成績は教えられたことを理解する、いわゆる「受動的認識」です。もはやそれは、世界では通用しなくなっている。世界では、自ら考えて解決方法を模索するという「能動的認識」が大きくものをいうんです。」との先生の言葉も書かれてありました。

学校の成績が良くなくても、何かやろうと本気になってやれば何とかなるものです。との言葉もあり、この展示を見て励まされる人も多くいる事でしょう。私も展示を見て励まされて帰ってきました。

以上のように、科学館の小柴博士のコーナーは、小柴博士の生い立ちや科学に対する思いが伝わってくる、良い展示となっています。梶田さんがノーベル賞を受賞したというこのタイミングを上手に生かし、授業に取り入れるべきではないでしょうか。

来年3月まで展示をそのままにしておくのは、もったいない気が致します。

今、理科離れといわれますが、最近では、民間のロボット教室や科学実験教室に通っているお子様もいます。中野駅近くの科学実験教室サイエンスクラブに見学に行ってみました。

かわいらしい小学生が、一人前の科学者のように白衣を着て実験に挑んでいました。子供たちにとっては、科学は魔法のように感じるのか、ドキドキわくわくの夢の世界にいるような様子で、とても楽しそうでした。

そこではまさに小柴博士のおっしゃる通り「受動的認識」ではなく「能動的認識」の教育がされていました。

科学館の理科教室が閉館となり、巡回展示や理科の出前教室が始まり、好評であるとはお聞きしましたが、その後の、理科出前授業に対する、保護者や教師、子どもたちの反応はいかがでしょうか。感動や感激の授業になっているのかお伺い致します。①

杉並区科学館が廃止になったら杉並区の子供たちはこれからどこの科学館に行けばいいのか、他の科学館はどのような特色があるのかと思い、都内の他の科学館の様子を見てきました。

上野の国立科学博物館は、科学館より博物館という雰囲気でした。

たくさんの種類の動物たちのはく製が展示してあり、写真や絵で見るのとは違って迫力があります。

「日本の科学者技術者展シリーズ」等の科学者・技術者の肖像(レリーフ)が展示されていましたが、小柴博士はレリーフにはなっていませんでしたので、係の方にお聞きしましたら、肖像レリーフは、物故者との事で、7月にリニューアルされた地下3階の「日本の科学者」に、しっかり小柴博士のコーナーがありました。

東京都の科学館一覧をみますと、墨田区には、コニカミノルタプラネタリウム“天空”in東京スカイツリータウン がありますし、江東区には、日本科学未来館、豊島区には、コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City があります。

一覧表には、杉並区科学館も載っておりましたが、何日に閉館とも何も書いてありませんでした。これは、きちんと書かれるように依頼した方が良いのではないでしょうか。

多摩六都科学館プラネタリウムは、世界一に認定されたプラネタリウムを有する科学館という事で行ってみました。田無駅から、すぎまるのように可愛い市のコミュニティーバス「はなバス」で25分位の場所にありました。

はなバスに乗り、初めは、聞きにくいアナウンスだなと思ってぼーっと聞いていましたが、子供の声だとわかってから、耳を澄ませて聞いてしまいました。

子供たちが一生懸命にアナウンスしている様子が伝わってきて、ほほえましく、科学館に着く前に ほのぼのとした気持ちになっておりました。

西東京市にお聞きしましたら、はなバスを通る地域の小学校高学年の子供たちが、停留所のアナウンスの録音をしたとの事でした。停留所の案内の度に違うお子様の声でしたが、「あ、自分の声だ」とか「00ちゃんの声だ」と子供たちもうれしそうで市民からも大変好評だとのお話でした。

まさに子供から大人まで一緒に作るコミュニティーバスだなと感じた次第です。

この取り組みは、とても素敵な取り組みです。すぎ丸にも取り入れてはいかがでしょうか。

多摩六都科学館プラネタリウムは、雨の日にも関わらず混んでおり、最後の時間だけがかろうじて空いていましたので、体験してきました。星空の勉強のためにはとても良い施設だと思うと同時に、やはり本物の満天の星空にはかなわないな とも感じたものです。

2年前ぐらいでしょうか、石垣島から船で夜の海に出たことがありました。

港を出た時には、感じませんでしたが、岸壁のビルの明かりが見えなくなると、それこそまさに満天の星空というのでしょうか。空が、星でうずまっており、天の川も見えていました。まさに天然のプラネタリウムという感じでした。

山の上から見る星空とも違います。大海原の漆黒の闇の船の上だから見える風景に言葉に表せない神秘さと感動を覚えました。

高円寺生まれで都会育ちの私にとって初めての経験でしたが、自然に接する機会の少ない都会の子供達にも見せたいものです。

どんなに立派な映像で学ぶより一度の感動体験の方が、その後の人生も変わるかも知れません。

杉並区では、小笠原や名寄に行った子供たちもいますが、満天の空とはいえなくても、きっと、たくさんの星空をながめたことでしょう。

すべての子供たちに、プラネタリウムだけではなく、義務教育時代に実際の星空を見せたいと思いますが、学校の取組の状況についてはいかがでしょうか。お伺い致します。② 

私達人間は、便利さと引き換えに自然を汚してしまいました。

地球は、大きな風船の中にいるように大気圏の中にあり、その中で生活していますので、大気を汚せば、そのつけは自分たちに戻ってきます。

日本は、四季があり比較的に過ごしやすい気候でしたが、異常な夏の暑さや、異常な雨の降り方での災害等をみますと、地球全体が異常に変化しており不安になります。

環境庁は、11月16日に、温暖効果ガス観測技術衛星「いぶき」で観測した地球全体の大気中のCO2の平均濃度を発表しましたが、このままの上昇が続けば、地球全体のCO2平均濃度が、来年には、400PPM超となるとの事でした。

地球温暖化の原因が、CO2ではないという説もありますが、CO2の影響で地球温暖化になるという事で、多くの国が集まって条約をつくり、地球環境を守ろうとしています。 

オバマ米大統領は、「この美しい地球を次世代に引き継ごう」と、温暖化対策での行動を呼び掛けていますし、1130日から1211日まで、フランス・パリで、気候変動枠組条約21回締約国 会議(COP21)、京都議定書11回締約国 会議(CMP11)が開催される予定ですが、各国の思惑もあり、頭では分かっていてもなかなか現実には難しいようです。

酸性雨光化学スモッグなどといった大気汚染の原因となるCO2酸化物を排出しないという事で、原子力発電によるエネルギーも使われてきましたが、東日本大震災原子力発電所事故で、放射能の怖さや放射性廃棄物の処理について考える事になりました。 安全だと言われてきた原子力発電ですが、放射性廃棄物の処理まで考えていなかったのか、今になって思えば不思議な気が致します。

震災後、現地に何度か伺いましたが、現地の方が、放射能に色がついていて

汚染が高ければ色が濃いというように目に見えていればよいが、見えないので余計に怖いとおっしゃっていたのが印象的でした。

日本の科学技術力なら、放射性廃棄物を自然に戻す等の技術は出来そうなものですが、早急な技術開発が必要であり、その実現を切に望んでいます。

また、地球を汚さないエネルギーを開発する事も必要になってきます。

海水からのエネルギーも開発されている現代ですから、今後、化石燃料にも頼らず、原子力発電所にも頼らなくて良い時代が来ることでしょう。 

その為にも、家庭でも学校でも、科学を好きになるきっかけを作り、将来の日本や地球の為に役だってくれる科学好きな子を育てたいものです。

決算委員会で、杉並区がかかわっているロボット教室等について詳しくしっかり答弁いただきましたが、イベントに参加するのでは、一部の子供しか参加できません。

ロボットを作って動かすだけでも楽しいでしょうし、たくさんの気づきや学びがあるでしょうが、学校対抗の競技をするとか、ロボットサッカー大会等、楽しみながら科学の力を向上させるような企画を考えて頂きたいと思います。いかがでしょうか 見解をお伺い致します。③

決算委員会において、小柴博士の展示についてどうするのかとの質問に対し、「今後どこへでもうつして展示して有効に活用する」との答弁をいただきました。 

出張展示も一つの方法ですが、誰もいない科学館に展示しておくのではなく、区庁舎の1階等 区民の目に触れ易い所に「小柴博士のニュートリノコーナー」を展示することは出来ないでしょうか。お伺い致します。④ 

科学館の廃止により、今後は済美教育センターと社会教育センターを科学教育の拠点とする とのことですが、拠点とは、情報を統括し、専門家がいてそこに行けば何でもわかるというイメージですが、

新しい科学教育の拠点づくりについて、どのような拠点をめざしているのか、また、次世代型の科学教育とは、どのような事を考えているのかお伺い致します。⑤ 

先日、手のない小学生ぐらいの子供が、ロボットの手を作ってもらいクラスの人気者になっている映像を見ました。科学は、幸せを生み出すことも出来ます。

科学は、世界を変えます。これからの子供たちが、きっと、安全で住み易い地球のために貢献してくれる事でしょう。

その為にも科学の好きな子に育ってほしいと強く願っています。 

大人の役目は、感動する場面をつくり、その子の心に成長のための感動の核になるような環境を整えてあげる事だと思っています。 

科学館の二階の小柴博士のコーナーが、有効に利用されていないことが、大変気になりますが、3月まで放っておくのではなく、しっかり子供たちの学びに役立てて頂きたいと要望して、以上、質問を終わります。

 

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