気がかりなビルマ(ミャンマー)の情勢

ミャンマーの様子が、報道されており、日本人も亡くなっている。

もう10年以上前の事、中野の駅前広場で「ビルマ水かけ祭」を開催した事があった。ビルマの水かけ祭は、町全体で水をかけあうお祭で、トラックで水を持ってきてかける程、ダイナミックなお祭らいしが、広場で水をかける事について許可が出ず、ビルマの人達は、指の先に水をかけてお祭をしていた。

駅前の大きな広場には、全国からかけつけたビルマの方々が、大勢集まったが、スタッフである私達は、騒動を起こさないように・・・と気を使った。

騒動になって警察につかまると、本国に強制送還され、軍事政権に引き渡される人がいるかもしれないとの事であったが、平和な日本人には、それが何を意味するか解らず、「えっ・・そうなの」と、深く考えずに言い合っていたような気がする。

私は、イベントの司会をしていたが、当時、まだビルマとの呼び方の方が一般的であったので、「ビルマの皆様・・・」と言いかけると「ミャンマーです」と、ものすごい勢いで抗議に来る人がおり、「ミャンマーの皆様・・・」と言うと、違った人が、「ビルマです」と抗議が来るので、「ビルマミャンマーとも言いますが・・・」と両方、先に言ったり後に言ったりしながら司会をし、とても戸惑い気を使った記憶がある。

どうすりゃいいのよ・・・内心、困ってしまい、とても複雑な気持ちだった・・・。

複雑な国内の状態で、多分、色々な立場の人がいたでしょうが、青年達はとても明るく色々なイベントに参加していた。当時の青年達は、今頃は、ビルマに帰っているはず・・・と思いながら報道が気になっている。