どうしちゃったの?米下院外交委員会

米下院外交委員会は、各国の感情を逆なでする決議を出しているが・・大丈夫??

平成19年10月12日の産経新聞の記事に「米下院アルマニア人虐殺非難決議」との見出で書かれているが、1915年の他国の事をどうして米国が非難出来るのだろうか。

人間関係だったら、昔はこうだったじゃないの・・・と、抗議されたら もうお付き合いはしたくないが、国対国も一緒。

記事の中でとても気になった記述がある。

・・・・・・・・・こうしたトルコの官民の激烈な反応は慰安婦決議案への日本側の対応とは対照を描いてきた。同外交委員会の審議では、委員長のラントス議員(民主党)が、「大虐殺は非難されなければならない。トルコとの関係は確かに重要だ。だが、日本の慰安婦決議案の審議でも「これを通せば日米関係に重大な結果が起きる」と警告があったが何も起きなかった」と賛成意見を述べた。」・・・・・・・・

との記事を読んで・・・そらみろ!日本の弱腰外交の為に他の国にまで迷惑をかけているじゃあないの!と思ってしまった。

トルコは、官民で激しく反発するとか・・・偉い!だんまりでは、認めた事になる、トルコ国民の名誉とほこりの為に・・・応援したい。だいたい歴史の出来事を、現代に当てはめる方が間違っているのだから・・・。

トルコ国には、イラン・イラク戦争の時、日本の飛行機さえも救援に行かないテヘラン空港に 救援機で日本人を救って頂いたという恩義があるのだから、日本国としてトルコ国を援護するぐらいの外交センスがあってもいいが、今の日本国では無理だろうなあああ・・・

昔の事を持ち出して外交???しようとする米外交委員会のセンスを疑ってしまう。

大虐殺は・・・やってはいけないでしょうが・・・昔の事を持ち出すのなら、アメリカの歴史をしっかり知れば、・・・恥ずかしくて他国を非難出来ないはず!!!!!!

そんな事いうなら、原爆も東京大空襲国際法違反だったのではないですか?と言いたくなってしまう。これも大虐殺なんですけど・・・

戦後、これまでの事より今後より良い関係を築く為に講和条約を結んだのだから、今さら苦情を言うのはルール違反であると思ってきたが・・・ちょっと言いたい!

原爆の悲惨さはもちろんの事、東京大空襲の状態も悲惨と聞いているが・・・戦争のルールは、軍人同士が戦う事で、民間人を故意に殺戮するのは国際法違反のはず。

私は、30代の頃、絨毯爆撃がどのような爆撃か知らず、「まずこの地域と決めたら、周りに焼夷弾を落とすのよ、そして、絨毯を縫うように爆撃していくのですよ」って聞かされて・・・「それって その地域の人は 皆殺されちゃうんですか 逃げ場所も無いんですね」と絶句した事がある。

戦争は、外交の一つであるかも知れないが、絶対にやってはいけない!ただ、これは、今の平和な日本にいるからこそ言える言葉であって、無責任に批判はできないと思っている。

当時の世界地図を見て絶句した事があるが、ほとんどの国が、オランダ領・イギリス領・アメリカ領だった。アジアでは、タイと日本だけが独立国だったが・・・・。日本人は、良く頑張って独立を保ってきたと思う・・・・。

いつまでもいつまでも世界中が平和であって欲しい。