善光寺より出発した人権聖火。

疲れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

平成20年4月25日、10時30分:中国のギョウザ事件に対する抗議するため女性5人が、中国大使館へ。抗議書を5人で読み上げ、抗議書をポストに投函。(すぐにゴミ箱に捨てられるかしら??)

その後、松浦の事務所にて、エプロンデモの準備。先導の車上の看板貼りもすべて女性で・・・脚立の乗って貼るのってとっても大変ですが・・・。

その間、私は、会議があり、杉並区役所に駆けつける。会議後、3時に今度は、中国のギョウザ事件に対する政府のふがいなさの抗議文を届けに内閣府へ・・・・。

その後、自宅で仮眠でも・・・と思ったら、FAXがたくさん来ていて、急に長野に参加したいとか・・・ 事務局の上田さんに急遽連絡するが、もう参加者は予定の40人を越え58人。キャンセルがあり何とかなるかと思ったが実際は、バス発車寸前に一人多く、最後の一人の藤田さんは、バスに乗れず申し訳ない事となってしまった。

前日に、「30分後に同じ場所から、中国の方々もバスで移動するので気をつけて下さい」との連絡を警察より受けていたので、早めに出発の予定でいたが・・・少々遅れて出発。

草莽全国地方議員の会」主催で代表世話人は、松浦となっているので責任がある。

「中国の留学生はペットボトルとペンを武器に持ってくる」との情報を受け、(実際は持参していなかったが・・・)防弾チョッキのような、防ペンチョッキを、事務局が60名分作った。日の丸の小旗、チベットの小旗も100本ずつ作り・・・。

バスは、補助席も使って満席。初めから2台にすれば良かったが、間際になって捜したがバス会社は、連休前でもあり借りる事が出来ず・・・残念。

早朝3時頃、善光寺に到着。まだ暗い。 016

善光寺の法要に立ち会いたい人。人権トーチを先頭に行進したい人。(チベットの旗で作った人権トーチ)沿道で陣取りをしたい人・・・宿坊にて、注意事項があったが、とにかく状況がちっとも判らず決めようがない。困った・・・。意見が合わない。

仮眠15分。5時45分:善光寺にて朝のお勤め??に参加。本堂に入る前に一列に並び、しゃがんでお坊さんから数珠で頭をこつんとされたが、言い事があるらしい・・・・・。

本堂にて朝の法要。多数のお坊さんの読むお経の響きはとても心地良い。善光寺って、当たり前だが仏教だったんでした・・・聖火リレーを断って当然です。良かった・・・・。

境内は、旗を広げて持ってはいけないとの事でしたが、チベットの国旗を羽織った人は、OKでした。私達は、派手なチベットの国旗の黒Tシャツにでしたが、もちろんOK.。

7時に現地集合の方々と合流し、7時50分に境内集合との事で解散し、交差点の様子伺いに行ってびっくり。チベットの旗、旗、旗、少し赤旗あり。「フリーチベット」「フリーチベット」「フリーチベット」「フリーチベット」「フリーチベット」・・・大合唱。

7時50分:境内に集合:人権トーチは、チベットの旗でつくられていたが、トーチの上には綿で作ったのか赤く塗られており、まさに聖火もどき・・・026

本物の聖火リレー準備の時刻に会わせて、行進。予定では、写真や映像を撮る事になっており途中で止まる事になっていたが、勢いで進んでしまった。

後は・・・勢い・・・。

市役所前も、ヨーカー堂前も、赤旗赤旗赤旗赤旗、、赤旗、・・・・。ひゃあああああ。びっくり!

聖火は、目に前で拝見しましたが、きっと走者は複雑な思いだった事でしょう。赤の洪水の中で走るとは、思っても見なかった事でしょう。平和の象徴が・・・・・。

【友人に送ったメール貼り付け・・・】

私たちチベットの旗が前後に大きくプリントしてある黒のTシャツを着た軍団100人とフリーチベットと書かれた黄色のTシャツ軍団が合流して、善光寺境内から人権聖火を持って(M氏が、聖火トーチ作って持参)8時15分から行進。

(本物聖火と時間をあわせました・・・・聖火は2本走ったわけです)

デモの届けは出していないので本来は違法ですが、警察の多くはすべて沿道にいっており静止されずに・・・・行進を続け・・・(さすがに境内では、旗も開きませんでしたが)そのまま勢いで市役所に・・・・赤の軍団を突っ切って「この軍団すごいね」と言われながら・・・赤の軍団から「!!!!!!」判らない中国語を浴びながら・・・私たち軍団は「フリーチベット」と叫び・・・・喉が痛い。

聖火リレーの沿道で、私の前を歩いている青年の旗を赤の軍団が奪って捨てたのがきっかけで、黒の軍団と赤の軍団が喧嘩を始めました。

私が目撃した騒動は、赤と黒がいり混じって団子のような状態での殴り合いでしたが・・・。

私たちの軍団の負傷状態・・・警察届け2名。

T氏:眼鏡が割れて目がはれた 青くなっている(警察届け)

U氏:殴られてはれている

N氏:旗の棒で殴られはれ、血がにじんでいる(警察届け)

M氏:背中けられて、人権聖火トーチ持っていたので首しめられそうになった。

等々・・・・・

T氏の眼鏡が割れて目がはれた 青くなっている(警察届け)の状態の時私は、ビデオカメラで映していましたが、やめて・・・とか、きゃーとか実況が入っていました。

若い子みたいな叫びで恥ずかしい・・・ですが・・・。

あの赤の軍団は、一生忘れることは出来ないでしょう。すべてが、学生です。大きな大きな赤旗は、学生が作れるはずがありません。027

始発の新幹線で参加したA氏によりますと、車内は中国人で満員電車のようだったとの事でしたが、新幹線代金往復で15000円ほど・・・自分で払って来ているのでしょうか・・・???

騒然とした赤の軍団、ただただ驚きの中で涙が出そうになりました。

ただ、一瞬あたたかい気持ちになった時があります。

私も黒の軍団でしたが、あまりの騒然さに歩道の後ろ、建物の前で呆然として立っていた時の事、私の前を洪水の川の流れの様に赤の軍団が通っていきましたが・・・

一人の赤の軍団の中の女学生が、困った風情で、目があった私に礼をしたのです。

思わず私も挨拶してしまいましたが・・・・あの女学生の心の中が読み取れるようで・・・同じ東洋人なのに・・・と思うととても悲しい気持ちになってしまいました。

日本に居る留学生は、日本語も出来るでしょうし、チベットの様子も、本国の方とは違った思いで観ていたはずです。

帰りは、私は、午後からのエプロンデモ参加のため新幹線で帰りましたが、さすがに寝ました。

疲れた一日でした。