文教委員会にてN君の事

6月23日、文教委員会にて、教育長から児童転落事故についての挨拶があった。

この事故に関しての説明のあと、各委員が質問をする。私は監査委員のため皆の質問をお聞きするだけだったが・・・・。

一昨日の転落された児童の告別式での事。あるお母様から、「都立F高校でも天窓からの転落事故があったのよ、亡くなったけど、I教育長は知らないわけがないわ。何故、その時、都内全部の学校の天窓の安全点検をしなかったのかしら」との言葉を頂いた。

天窓からの事故が、初めての転落事故なら区教育委員会や都教育委員会文科省に重大な責任はないのかもしれないが、平成2年以降、少なくとも25件の転落事故が起こっている。そのうち17人が死亡されている。この死を無駄にしてはならなかったはず。

この重大な事故の情報は、入っていないほうがおかしい。情報が入っていないとすれば、情報収集能力を疑われてしまわないだろうか・・・。

点検は、「目視での確認」とか・・・・・。目視でどうして強度がわかるのか???ああすれば良かったこうすれば良かったとは、後からだから言える事ではあるが、残念でならない。二度とこのような悲しい事故がおきないよう安全点検は徹底的にしなければならない。