自由な発言をしても良い国に生まれた有り難さを知る
「チベット自由人権100人委員会」に参加した。ペマギャルボ先生と小林秀英先生には最近お世話になっているのと、桜井よしこ先生に伝えたい事があったので参加したが・・・。
今日は、朝から会議が続いており少々疲れていたので途中で帰ろうかと思ったが、ダライラマ法王のお兄様である「ギャロ、ドンドウップ閣下」が基調講演されるとお聞きして基調講演だけ・・・とお聞きすることにした。
しかし、しかし、しかし、多分、本音は語れないのだろう、何とも複雑な思いでお話をお聞きした。鄧小平氏と会って語った話、胡氏に会って語った話・・・・。
鄧小平氏と会った時に、閣下は「チベット内でチベット語を教えていないので先生を送りたい」と願ったら、「学校の先生を1000人でも送って下さい、と言われた」と語られたが、その後どうなったかは語られなかった。
亡命して外部にいる教師を1000人入れて・・・どうなったのだろうか?民族浄化はされていないのか?時間切れとなってしまったが・・・。
質問しても答えは、本音ではないだろうし・・・。つくずく、日本の言論の自由の有り難さを感じてしまった。日本であれば、せいぜい嫌がらせメールが来るぐらいで、殺される事はない。語る事も命がけって事は、日本人には想像が出来ないかもしれない。
それにしても。ダライラマのお兄様が日本にいらして講演するなら、マスコミをもっと入れるべきではなかったのか・・・・。 新聞には載っていなかった。
その後の櫻井よしこ氏・酒井氏等々のシンポジウムは、時間が足りずものすごく残念。
講演会だけでも時間が足りないし、シンポだけでも時間が足りない・・・もったいないなあ、残念だなあ・・・との会だった。発会式なので仕方なかったのか??