「岩手・大槌町地場産品復興プロジェクト」の皆様にお会いして・・・
2月9日。二瓶前中央区議の紹介で、大槌町役場へお雛様をお届けした帰りに「岩手・大槌町地場産品復興プロジェクト」の皆様とお会いする事になった。
地場産品があったらお土産に買っていこうかな・・・と思っていたが、そんな単純な気持ちで行った事が、大変申し訳なく、現実に住む人の気持ちになる事が、いかに難しいことなのか思い知らされてしまった。胸が痛い。
その、作業所??の近くには、鮭の孵化場があったが・・・・・、動いては居ない様子。
この大槌町の海には、ひょっこりひょうたん島がある。津波の前は、岸壁から橋があり、小さな堤防になっていたが、その橋は流されてしまった。
この島には、弁天様が祀られており、猟師は、必ず手を合わせて安全を祈ってから出港していたとおっしゃったが・・・。
この、ひょうたん島の弁天様は、奇跡的にながされてはいない・・・ひょうたん島を飲み込んで、堤防を乗り越えて、学校も役場も飲み込んで大きな船まで陸にあげてしまったのに・・・ この大津波で、弁天様は、流されていない。これは奇跡!!
「津波が引いた時には、海の底がすべて見えた」とおっしゃって・・・どんな恐ろしい光景をご覧になったのか、それ以上はお聞き出来なかった。
「覚えていなければならないと思うが、思い出したくない」・・・・・重い言葉に、何とも言葉が出ない。
このプロジェクト、成功して欲しい!! http://www.otsuchi.jp
弁天様・・・今後もこの大槌町の皆様の復興に力を貸して下さい。どうかよろしくお願い致します。