地方自治経営学会研究大会にて

5月16,17日で、地方自治経営学会研究大会が開催された。Cimg0118

全体テーマは、「明日の日本、明日の地方自治その課題と方向」

9時30分開始で終了は、夕方・・・・、会場は、明治大学のアカデミーホール。1000位入る会場の70%は、入っていたので、全国の議員700人位の参加者だろう。見渡したが、知った議員はまったくいない。と思っていたら、大田区のI議員と南魚沼市のK議員にお会いした。

地方から会派で視察を兼ねてこられている議員が多かったようだった。

テーマ「大阪都構想の新しい動きと課題」・・・シンポジウムは、勉強にはなったが、具体的に役に立つとは思えない。

片山善博会長・・・それなりに勉強にはなった。憲法地方自治法は、同じ日に施行されている。平和のために作られた憲法と言われて、えええ・・・占領中に、日本人を二度と戦わない民族にするための憲法でしょうがああ・・・と言いたくなった・・・。

憲法には、地方議会の事が書いてあり、民主主義を草の根でになっていく機関が地方議会であるとか・・・。大阪については、維新の会の議員から具体的な話を聞いた方がよほど様子がわかるような気がした。

青山彰久 読売新聞編集委員・・・大阪都構想は、大阪市堺市を廃止する構想。二重行政のおかしさ、市長と労働組合について等々。

飯尾潤 政策研究大学院教授・・・

午後からの、テーマ「地方議会の改革徹底討論」・・・・6人の議会基本条例を制定している自治体の議長の話は、とても良くわかり勉強になった。司会の人は、議員でなかったが、とんちんかんな誘導をしており、「時間がない」とか「打ち合わせの時は・・」「簡単に・・・」と、何度も言うのは気になる。この時間は、倍の時間をかけてしっかり具体的な内容をもっと聞きたかった。残念。

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討論テーマ・・・

「議会運営の改革」:一問一答方式の導入・議員間の自由討論・市長等の反問権・正副議長立候補制の導入・通年制の議会へ

「議会と住民との関係の改革」・・・議会報告会(意見交換会)・議案に対する全議員の賛否の公開・議員提案の条例

「全般」・・・議会改革のきっかけ・議会基本条例への制定で議会運営が変わったか・議会内のの改革は、少数・議会事務局の問題・10年前に比べて議会の変化、住民の意識 等々