議会最終日乱戦  閉会時間は、午後11時近く 恥ずかしい!!

3月18日の議会最終日の事。
第1回定例議会は、 午後2時過ぎに、終了予定だったが、午後11時近くになってようやく閉会。区民の為の発展的議論であれば何時間でもやるべきだが、余りにもみっともない議事進行にあきれてしまった。

K議員への警告決議が、突然提出されて・・もめてしまった結果時間がかかったのだが・・・。

予算特別委員会で、K議員が、田中区長の政治とお金についての質問を何度もしていた。3月13日の予算委員会「田中区長の政治資金パ-ティ-の発起人に、区から補助金を受けている団体の代表が、11人入っているが、区長が頼んだのか? 都議会議員時代に民主党の代表質問で、都知事に同じ質問をして責めたが、何故同じ事が出来るのか?まったく信頼できない」と発言。 

委員会中、何度も同じことを質問しており、少し言い過ぎだなあ・・・とは思ったが、委員長も何も言わず・・・。

3月17日の意見開陳では、「田中区長は、補助金団体などから政治資金を集める。杉並区政は区長から、トップから腐ってくる事を心配する。こんなことをいつまでもやっているようであれば、田中区長には、区長を辞めてもらった方が杉並区のため、また、杉並区民のためにもなるのではないでしょうか」「杉並区政の現時点での最大の問題は、腐りきった田中区長の存在であります」と発言。

個人攻撃は良くないなあ・・・言い過ぎだし・・・もっと言えない何かがあるのかなあ・・・と思って聞いていたが・・・。

18日の議会最終日。閉会は、11時近く。わざわざ強引にK議員への警告決議をするのに、10時間もかけて 乱戦状態。意見がある議員がいるのに、「動議!」と強引に採決して幕引きをしようとした議員もいたが、また乱戦。

乱戦すると、時間を巻もどすように取り消してやり直し・・・2回も巻もどしての議事進行。そんな議事進行が許されるのだろうか?

確かに区長への個人攻撃は、行き過ぎではあった。
しかし、議長が、その場で注意すれば済む事ではなかったのか。
警告決議をするのであれば、事前に全議員に相談があって然るべきであったが、突如議題にあがり、数の力で決定してしまった。
K議員の弁明も、他議員の意見も聞かずに採決しようとしていた。数の力で決めるのであれば、議論も議会も必要がなくなる。

予算委員会では、区長が、質問者に対して「それが何だって言うんだよ!」と野次を飛ばし、担当課長は「意味のない質問だ」と発言した。これは、不適切ではないのだろうか? 区長の野次にも驚いたが、担当課長の議員の質問を無視する答弁には、もっと驚いた。

議会全体が緩み過ぎている。区長も理事者も、そして議員も、全体がレベルをあっぷさせて品格ある議会運営をするという決議にすれば良かったのに・・・、杉並区議会始まって以来の決議だという。恥ずかしい。個人の意見に対する強引な警告決議は、やり過ぎである。