国旗のたたみ方

Photo_2 20日のチベットの自由を支援する緊急デモ行進に、チベットの国旗をお借りした。大変失礼ではあるが、初めてじっくり拝見したが、黄色の枠が一方無いので切れているのかと思ってしまった。

チベットは、中央アジアでもっとも強大な帝国であったらしい。国旗の意味は・・・・・。

  • 中央の白い三角形は雪山を表し、「雪山に囲まれた地」として知られるチベットの国を象徴している。
  • 6つの赤い光線は、チベット民族の起源となった、6つの氏族を象徴している。
  • 赤と濃い青の光線が並んでいるのは、チベットの2つの守護神の堅い決意により、国の精神的、ならびに世俗的な伝統が護られていることを象徴している。
    ネチュン守護神は赤、シュリ・デビ守護神は黒で表される。
  • 太陽は、チベットの民が自由を平等に享受し、精神的、世俗的な繁栄を手にすることを象徴している。
  • 1対のスノー・ライオンの勇ましい姿は、チベットの精神的、および世俗的な方策が完全な勝利をおさめることを象徴している。
  • ライオンが支えている3つの輝く宝石は、チベットの民にとって精神的な拠り所となる3つの源に対する尊敬の念を象徴している。
    この3つの源とは、具体的にはブッダ、その教えである法(ダルマ)、そして僧侶たちを意味する。
  • ライオンが持つ、円形で2つの色が塗られているものは、十善業法と十六浄人法による自律を象徴している。
  • 黄色の縁取りは、仏教がすべての場所で永遠に栄えることを象徴している。

難しい国旗であるなあ・・・・。

活動の当日も前日も、雨だったため、お借りした国旗はびちょびちょである。

洗剤を入れて洗濯機で洗うわけにもいかず、押し洗いをしてから脱水だけかけて干したが、大きすぎて干せない。

乾燥機にかけて縮めては大変なので、広げて干したが、たたむのも大変。チベットの国旗には、たたみ皺がついていたので丁寧にたたんだが、たたみ方があるらしい。(3枚お借りしたが、3枚とも同じたたみ方)

確かに、韓国の小学1年生の教科書の初めのページに国旗の扱い方との単元があり、国旗のたたみ方や、掲揚の仕方、桐の箱に収納するまで描いてあった記憶がある。

どの国も、自国の国旗は大切にしているが、他国の国旗をお借りして改めて「国旗」に対する認識をあらたにする事となった。