救急車が来るまでに8分、病院が決まるまでに30分。

地方議員が集まって大いに盛り上がっていた時の事。

廊下で「ドーン」というものすごい物音がした。??隣の席を見るとY女性議員がいない。もしかしたら彼女が倒れたのかもしれないと思って障子をあけてみるとFさんが、真っ白な顔をして倒れている。これは大変だ!!(廊下ですべったらしい)

議員は救命救急の講習を受けて居るし、そこには消防団員もいたので「動かすな」「気道をとれ」「ベルトをはずせ」「救急車を呼んで欲しい」と・・・・指示が飛んだ。

顔は蒼白で意識はない・・・・。皆で声かけをしているうちに意識は戻ったが、救急車はこない。待っている時間は長く感じられたが、その間、吹き出ていた血をタオルで止血し、コートを丸めて首の下におき気道確保。(Y港区議のコートは黒かったので、気づかなかったがかなり血がついてしまった)

約8分後、救急隊員が着たが、問いかけに答えたので まあ一安心。ただ、頭を強く打っているようなので処置のできる病院を捜すのに時間がかかる。救急車はなかなか出発しない。K都議は、あちこち連絡して下さっているが・・・30分後、病院が決まった。

Y港区議が、救急車に同乗。K都議は、車で病院に着いていったが、実際に救急車に遭遇して なるほど 病院を捜すまでに時間がかかるものだと実感した。

一秒争う大変な事故でも病院が決まらないと救急車は動けない。良い方法はないものだろうか。考えさせられる出来事だった。

その後、どうだったのか明日お聞きしてみようと思う。