FM世田谷にて・・・明華さんと・・・

21年12月26日、「やまと新聞社」の紹介で、FM世田谷の番組に出演させて頂いた。

靖国神社遊就館について聞かれたので、10年戦闘機で戦い、特攻隊員の教官として少年飛行兵を指導し、終戦の前日に特攻命令を受けた壮絶な経験をされた田形先生の本も紹介した。

明華さんは、24歳の素敵な女性。日本や、日本をこれまで作って下さった先輩がたへの感謝も忘れないとてもしっかりとした考え方を持っている。

収録は、世田谷区の三軒茶屋キャロットタワーの上のスタジオ。

1月5日、伊勢崎市議会議員の伊藤純子さんから電話が入り、「松浦さんの声がラジオから流れてきたので吃驚した。嬉しかった・・・」と、言って下さった。私の方が嬉しくなってしまう。

以下、やまと新聞のHPより・・・http://www.yamatopress.com/c/2/4/1938/

1月2日放送 FM世田谷の音楽番組「Shining Music from 明華~Meika~」松浦芳子杉並区議会議員が若者に語りかけた。


やまと新聞1月1日号で靖國神社遊就館」の特集を取材。その中で番組パーソナリティー明華さんも「遊就館」を初めて訪れ感動し、BLOGで「靖國神社にぜひ行ってみて下さい」と記事を書いたところ、多くの若者からやまと新聞社へ内容の問い合わせがきた。そして、「一人でも多くの若者に足を運んでもらえたら」と自身のFM番組で「遊就館」と日本人の心について松浦芳子先生との対談が実現した。

明華:今日は杉並区議会議員の松浦芳子先生をお迎えして、靖國神社、特に「遊就館」についてとても感動したのですが、みんなは知らないんだろうなっていう思いがありまして、是非今日はその辺のお話をしていただければと思います。早速ですが、靖國神社に関して先生の方からリスナーの皆さんに何か分るような説明はありますでしょうか。

靖國神社と言うと政治的に色々良い悪いっていう問題を皆さんおっしゃるんですけど、一度行ってみてほしいと思います。そして靖國神社を参拝する事もそうなんですが、戦争のときだけではなく、その前からも歴史上ずっと日本をつくってきてくださった方が祀られているわけです。その方の気持ちを察して感謝の思いを持って御参りして頂ければと思います。そしてその靖國神社のちょうど右横に遊就館があります。そこで特攻隊の方の遺書とかを是非読んで頂きたいなと思います。小学生や中高生に読んでいただけると、当時の方がどんな思いでどんな気持ちでなくなっていったのかがわかって頂けると思います。学校が九段だったこともあり、私は初めて遊就館に行ったのは高校2年の時でした。今の遊就館は綺麗になっていますが当時は木造の建物の時でした。当時15~16の私からするとみなお兄さん達でした。その19、20歳の彼等が白い軍服を着て飾られているんですけど、皆目が澄みきっていて「どうしてこういう目をされているのかな」と感じたものです。でもその後は遺書を読みながら、ハンカチが何枚あっても足りないくらい涙が止まりませんでした。そこで私は決心したんです。お兄さん達は自分達の故郷ために自分の命を捧げたわけですから、後を頼まれた私達が守っていかなければと。女学生ではありましたが「私が日本を守るから」と胸に誓い、涙を拭きながら帰ってきた記憶があります。

明華:私自身も遊就館に行きましたが、同行した私のプロダクションの陣会長は「魂が生きている場所だ」と言っていました。もうそこの空間だけが戦場の魂がうごめいていると言うか。ただ私は「怖い」とかではなく、この人達の魂が日本を守ってくれているという雰囲気を感じた気がしました。また、手紙一つ一つも若い方の文とは思えないしっかりした芯のある文章で、是非私の同世代や、もっと下の子たちにも見てもらいたいし、知ってもらいたいと思います。そして日本人であるという事に誇りを持って欲しいと思いました。

そうですね。
少年飛行兵などは15歳16歳なんですよ。
特攻隊は100人に1人くらいしかなれないんです。たとえば目が悪いとか歯が悪いとかでもなれない、その中で戦争に向かい特攻していった。私は本当は戦争はあってはならないと思っているんですけど、でもやはり戦いになってしまったら戦うしかないですから。そのときに彼等は自分の親とか、お子さんもいらっしゃる方とかもいて、その方々のために自分の命をなげだす事によって、少しでも日本の国土が戦争に突入するのが遅くなってくれればいいと、彼等が何故そうまでしたかという事を後でお話ししたいと思います。彼等の姿を今の子供達に見て頂きたいなと思います。彼等の書いた文章自体も素晴らしいのですが、字がすごいんです。本当に立派な字で書いてあって、お母さんに宛てた御手紙だったりとか、子供さんにあてた御手紙だったりとか、涙ながらにしか読めない。今、命を大事にしない方が多いですよね。お友達を殺してしまったり、親を殺してしまったり、ぜんぜん関係のない人を殺してしまったり、そして自殺も多い。それはやっぱり一番特攻隊の方が命の大切さと平和の大切さを知っている気がします。平和になってほしいと願いながら逝かれたので。その事を私達はもっとよく考えなければならないと思います。

明華:遊就館の最後にノートがあります。そちらの感想を2つ読ませて頂きたいと思います。リスナーの皆さん是非聞いて下さい。

「祖国を思い飛び立っていく姿を見て感動しました。この歴史が語られない事はとても悲しい事で、亡くなっていった方に対して申し訳なく思いました。今の日本は何をしているのだろう。政治家は何をしているのだろう。愛国心がなければ国の発展はありえないと思います。この事を友に伝える必要があると思いました。大学生19歳」

「ここにくるのは2度目です。今回も胸がつまり涙が流れました。家族を思いながら厳しい戦地に行き、そして日本を命をかけて守ってくれた若者がいる。これが現実なんだと思うと今の自分が情けなく思いました。もっとやれる、もっと頑張っていかなければと力を与えて頂きました。今、靖国反対論がいわれていますが、遊就館を訪れた事があるのでしょうか。日本人はこの心を忘れていいと思うのでしょうか。私は絶対に忘れてはいけないと思いました。靖国で待つと残して散っていった若者達が私達の為、日本のために散っていったのです。その方々が遺族を待っている靖国神社を無くしていいはずがありません。どうしてその様な事が言えるのか信じられません。今日もまた日本人に生まれてよかったと思いました。兵庫県男性」

こういった二つの感想を読みましたが、靖国反対って言葉だけで言っている人たちは、遊就館に行ってない人達なんじゃないかなと思います。戦争というと重いイメージがありましたけど、喜んで日本のために戦った、そして家族も支えたっていう思いを感じました。


私は今、杉並区議会議員として頑張っていますが、その原点となったのが田形竹尾先生です。戦闘機に乗って10年間戦い、そして教官として少年飛行兵に特攻を指導し、自らも特攻の命令を受けた田形先生から10年間指導を受け、今日の自分がいる。それまでは特攻悪という、そういうイメージを持っていて、多分悲しい思いで亡くなったのかなと思っていたんですけど、そうではないという事が10年間指導受けた事で分かりました。素晴らしい人達だったんだ、その方たちがいたから今があるんだという事をほんとに感じます。

明華:先ほど私二つ感想を読んだのですが、その前に先生がお話しされていた田形先生の著書を今回リスナーの皆様にぜひご紹介して頂きたいなと思います。


生き残り特攻隊員が綴る慟哭(どうこく)の書

「日本への遺書」田形竹尾(たがたたけお)著 日新報道というところから4冊目の本になります。出版活動と講演活動と特攻隊員達の崇高な精神、特攻精神は日本精神だと仰り、その精神の映画を作りたいという活動の記録がのっています。読むと涙ながらに読むような本です。 そこに世田谷観音のことが書いてあります。わたし初めてこの本を読んだ時に特攻観音があることを知らなかったので、ちょうど学芸大学付属高校のとなりにあるのですが、行ってみました。するとなんとなく感謝の念がわいてきて、来てよかったと思いました。

田形先生に教えて頂いたことが本当に生きているなと思います。



明華:田形竹尾著『日本への遺書」みなさんぜひ読んでみて下さい。

ここで実際に「遊就館」に飾られて、読めるようになっている遺書を一つ読ませて下さい。


「戦地より愛児へ

級長おめでとう

敏彦さん、おてがみ有難う。父さんはほんとうにうれしくて、何回もくりかへし、

くりかへしよみました。このたび級長になつたさうですね。ほんとうにお目出度う。

あなたが学校からよろこびいさんで家にかへり、級長になつたことを、

母さんに話した姿を戦地からそうぞうしました。ほめてあげます。

父さんはほんとうにうれしくて、なみだがにじみました。また、よみかたの百てん

もほめてあげます。じもじようずになりましたね、そのごほうびに母さんからはん

ごうべんとうを買つていただきなさい。

これからも、ますますしつかり勉強して二人の弟と仲よく暮らしなさい。母さんの

いふことをよくきいて、公ちやんもかはいがつて下さい。敏彦さんあなたは軍人の

子供です。学校ででも家ででもたとへかなしい事があつても、めそめそないてはい

けません。父さんのいふことがわかりますか。父さんはお国の為にしつかりはたら

いて居りますから、あなたもまけずに軍人の子供として強く成長してください。

父さんは近いうちに○○の第一線に出動します。げんきで暮らしなさい。

そして公彦や祐介も父さんのぶんまでかはいがつて下さい。たのみますよ。

敏彦よ、強く、たくましく成長あれ。

敏彦殿                  ○○にて 父より

陸軍伍長 中嶋正敏 命」


○○というところは何処に飛ぶかを情報として伝えてはいけない時がありますので、そういう時は○○となっています


明華:なるほど、そうなんですね。

本当に皆さんぜひ「遊就館」に行ってみて下さい。


子供のいるお父さんが飛び立っていくのはつらいですよね。


明華:そう思います。先生は田形さんとまわられたんですよね。


じつは田形先生、私は先生とお呼びしてるんですけど、先生は当時の少年飛行兵の姿を映像で若い人たちに伝えたい、本よりも映像の方がわかりやすいので、しかしなかなか映画は難しいので、証言史をとっておこうということで、特攻隊の基地を全て一緒にまわりました。フィリピンからはじまって、レイテ湾、九州、
知覧、あんせいなど特攻隊の基地を全てまわりました。特に感じたのはフィリピンがスコール時期だったんです。すごい雨だったのですが、先生が特攻隊が飛び立った地で慰霊を始めるとからっと晴れるんです。私も一度だけなら偶然だなと思いますが、もうたびたび、何度も何度も。特にびっくりしたのはレイテ湾で、飛行機からお花を投げ、船からお花とお酒を流すのですが、そのときに60年以上経っているのに「呑龍」という爆撃機が、そのまま海底に沈んでいるのがみつかりました。フジテレビでもスクープで放送されたのですが、なぜこれが今そのまま私たちの目の前に現れたのか、おそらく今の日本の状態を見て、亡くなっていった英霊の方たちがなんとかもっと良い国にしてくれと思っているのではないかとつくづく感じました。いまも英霊の方たちは日本を守ってくれていると思います。


明華:松浦先生も本を出されているということですが、ぜひご紹介いただけますか。


田形先生と同じ出版社から「日本人としての子育て」という本を出してます。

私4人子供がいるのですが、一番下の子が高校生の時に「私は日本が嫌いだ!」といいだしまして、これはたいへん。日本が嫌いということは生まれた自分も嫌いということですから、これは子育て間違えちゃったかなぁと思い、お母さん達を集めて子育ての勉強会を始めました。子育てで一番大事なのは食事なんですね、それから家庭教育、社会教育、そして自分の国、地球を大切に思う心が大切だと思います。それをまとめて「日本人の子育て」ということで書きました。今、世界に飛び立っている若い人たちが「日本ってどんな国?」と聞かれてこたえられなくて、それから日本について勉強し始める。それでは遅すぎるので、聞かれた時に堂々と「日本の国はこんなにすてきな国なんだよ」と応えられる子供達がたくさん増えれば、日本はもっと素晴らしく、世界から尊敬される様な国になるのではないかという思いで書きました。


明華:「日本人としての子育て」という題名からして私は惹かれます。

ぜひお子さんがいて、ある程度育っていても読んでほしいし、これからお母さんになる人も予定がない人も自分の為に読んでほしいです。


子育てだけの本ではなくて、日本人として、たとえば今日本に戦争があったことを知らない中学生もいますよね。日本史を勉強していない人も多いんです。日本が占領されてその時期いったい何があったか、そういうことも全く知らない人もいるのですから、そんなことも書いてありますので、ぜひ読んで頂けたらと思います。


明華:実は私も歴史嫌いでした。あったことない人の名前がたくさんでて来て、覚えられないと・・・


結局受験の為の歴史教育になってしまっているんですよね。


明華:そうですよね。


自分たちの先人が日本を作る為にどれだけ努力してこの国をつなげて来てくれたかということを教えなければいけないですよね。


明華:歴史って言う名前も変えて日本の勉強とか、なんかイメージが違うので別なジャンルがあっても良いと思います。松浦先生はスカイパーフェクTVチャンネル桜」217チャンネルにも深い関わりがあるとのことですが。


そうなんです。日本人として良い国作ろうというスタンスで、日本の素晴らしい伝統文化を伝えていこうという番組です。

水島聡さんという映画監督と、田形先生、私の3人が中心の発起人となって日本の国を次の世代に伝えていこうという趣旨です。私は「良い国日本アワー」という番組を持っているのですが、CSの217チャンネルなのでぜひ合わせてみて頂ければと思います。パソコンの方はインターネットで「日本文化チャンネル桜」と検索するとでて来ますので、ぜひご覧下さい。


明華:今日はお忙しい中、本当はいろんなお話をまだまだお聞きしたいことがあったのですが、時間がきてしまいました。ぜひまた伺えればと思います。

松浦先生から最後にひとことおねがいします。


わたくし皆様に一言、この本の中から、若い人たちにぜひきいてほしいことがあります。特攻隊員の人たちはあとを頼むと言って次の世代に託して亡くなっているんです。ですから私たちはやらなければいけないことがたくさんあるんですが、一言読ませていただいて終わりたいと思います。

「日本はいつの時代も青年が祖国を守って来ました。現代は私たち青年が守る使命があります。私たちは特攻隊として喜んで死んでいきます。生き残った青年が立派な、世界から尊敬される日本を建設してくれると信じています」立派な世界から尊敬される日本をぜひ建設して頂きたいと思っています。若い人に期待してます!」


明華:ありがとうございました。松浦芳子先生でした。


松浦芳子(まつうらよしこ)
  1. 杉並区議会議員
  2. 草莽全国地方議員の会 会長
  3. 日本文化チャンネル桜」 設立発起人
  4. 日本文化チャンネル桜」 良い国日本アワー番組司会
  5. はあもにい教育研究会 代表
  6. 誇りある日本をつくる会 会長
  7. 日本会議 東京都本部理事
  8. 日本会議首都圏地方議員懇談会 副会長
  9. 靖国神社に参拝する全国地方議員の会 世話人代表
  10. 対馬を守る全国地方議員の会 会長代行
  11. 日本政策研究センター 会員
  12. 全国地方議員1000人日本大勉強会 事務局長
  13. 三潴修学院 理事
  14. 東京都歌謡協会 高円寺支部

メインパーソナリティー
明華~meika~(スタジオビコロール
六本木でタレント30名をかかえる芸能プロダクション社長。若干24歳にして、中学生アイドル・映画俳優のスケジュール管理はもちろん、体調管理までを一人で行い、「お休みはお正月の1日。元旦だけです。でも仕事が大好きなのでがんばります!」と大忙しの中、所属タレントの営業もこなす。「ぜひ靖国神社遊就館にいってみてください」という彼女は日本人の心を大切にしている。彼女の歌をぜひ聴いてみて下さい。

松浦先生は収録3日前という突然のFM出演申し入れに「若い人たちに伝えたい」と年末で多忙な中、快く出演を引き受けてくださいました。
今日本の政治が混沌としている中、なぜ街頭演説をする政治家がいないのか、今こそ街頭に立って国民に訴えるべき時であると話されていました。その通りであると思います。誇りの持てる日本をとりもどすには、日本人としての誇りを持っている、すばらしい先人たちの思いを引き継いでいる政治家が必要です。そのために若者たちはもういちど日本の原点に、日本人は凄いということを、私たちの為に命を捧げた若者が居ることを、ぜひ知って下さい。靖国へ行こう。他国にいいようにあしらわれているようではいけません。中国の属国になるつもりはない。こんな情けない日本を立て直そう!ぜひ「遊就館」に足を運んで、英霊の心にふれて下さい。自分はまだまだやれるという勇気と元気が出ることを保証します。

そして・・・・・・・・・
明華:みなさん、やまと新聞という新聞。聞いたことありますでしょうか?「やまと」という字はひらがななんですけれども、これね、明治19年創刊でずーっといまもつづいている、本当にしっかりしたすばらしい日本の新聞なんですよ。みなさんがおそらくほんとにご存じないというのはですね、GHQによって戦争に関する書物を焼き払われて正しい歴史が伝わりにくくなったと言う状況があって、やまと新聞はいままで国会内のみで配布されていた新聞だったんですね。でも、皆さんも読めるようになりました!ぜひやまと新聞のホームページをみてみてください。「やまと」って漢字に変換したくなりますけど「やまと」はひらがなで「やまと新聞」で検索してみて下さい!

明華さん「やまと新聞」の宣伝までして頂き、ありがとうございました。


収録は世田谷キャロットタワーのサテライトスタジオで行われました。
明華さんは毎週土曜日17:00~18:00ここで収録しています。ぜひ会いにいってみて下さい。