第3回杉並区議会定例会

平成16年9月14日から始まった「第3回杉並区議会定例会」

が本日10月8日で終わりました。 

会期中に、常任委員会・特別委員会・「決算特別委員会」があり

ましたが、清掃・リサイクル対策特別委員会委員長報告を議場でし、

委員会にて各款の質問、

そして、最後に、議場での、自由無所属区議団代表として会派の「意見開陳」もしました。

決算委員会では、下記についての質問ですが・・・

特に、教育についてびっくりした事を報告いたします。

(①議会費・②総務費・③生活費・⑧職員費・歳出・⑨公債費・⑩支出・⑪予備・歳入④保険福祉費・特別(国・老・介)⑤都市整備・⑥清掃・⑦教育)

決算委員会の前に沢山の報告書を渡されますが、詳しい資料請求ができます。

今回、沢山の資料請求の中に、学校で先生が自主的に作っているプリントを請求しました。

下記、参考までに・・・・・一部ですが・・・

16年10月6日   平成16年9月 決算特別委員会 

⑤都市整備・⑥清掃・⑦教育

質問項目は、学校教育全般について、就学援助金について、図書購入費について、時

間があれば橋梁整備計画と入札について、読書の杜公園についてお聞きします。

まず、学校教育についてですが   先日近くの小学校の運動会に参加しました。

障害ある生徒と共に助け合っての組み体操に感激し、お昼の時間に家族がかたまって

校庭や体育館で食事をしていた風景に暖かさを感じ、感激して帰ってきました。次の

日本を担う子供達が伸びやかに過ごして欲しいと心から願っております。

一般質問で副教材について質問しましたが、先生の使う教材は校長先生はすべてご存

知との事でしたが、本当にすべてご存知なのでしょうか?

この度、先生が教科書以外にどのような手作り教材やプリントを作っているのか資料

請求をしました。

多くの先生が、子供達を熱心に指導されている様子がわかりました。特に道徳に関し

ては命の大切さを真剣に指導されている様子が判りました。

その資料のなかで気になるプリントがありました。

プリントを見ただけでとても熱心であると想像できる中学校の歴史の先生ですが、内

容を一部読んでみます。

生徒に渡す資料に、「米騒動・結果と教訓」・「日本共産党への弾圧(小林多喜二 

1928,3,15より)」・「日本共産党の綱領」がありますが、これは、いった

い何を教えようとしているのでしょうか?

多数の政党の比較するならともかく、特定の政党の綱領を参考資料として配付して教

材とする意図がよく判りません。

植民地である朝鮮・台湾で行われた政策を調べようと言う事で、学校では朝鮮語・中

国語は禁止・日本の歴史・地理が教えられた。朝鮮では、日本式の名前を名乗らせる

が強性される。などなど・・・答えを誘導する質問でした。

又、日本国民をあざむいて世界征服に乗り出された者とはどんな人々の事を指してい

るのでしょうか?と生徒に聞いています。

世界征服に乗り出された者などいたのかなと、いちいち反論したい所ですが、時間が

なくなりますので止めます。

生徒への質問の中にこのようなものもありました。

日本政府が中学校教科書における「日本の侵略」という言葉を「進出」と書き換えさ

せたことなど、日本国内の歴史認識に対して、アジアの人々はどのような目を向けて

いるのでしょうか?という質問です。

そこで、質問致します。この、「日本の侵略」という言葉を「進出」と書き換えさせ

たという問題は、昭和57年6月26日、日本のマスコミが起こした、教科書誤報

件であり、テレビ記者が、虚偽の報道を行ったことが、今日明らかとなっている事実

ですが、この先生個人の思想を誘導するような自主プリントをご存知ですか?教育委

員会の見解をお聞きします。(略)

いかがですか?

この後、教育委員会とのやりとりがありましたが、是非、議事録を見てください。