文教委員会視察・・・学校の統合跡地の有効利用
京都市にて・・・
●小中一貫教育について・・・
という事で京都の京都御池創静観生館を視察させて頂いた。この京都御池創静観生館は、小中学校の統合により出来た建物だったが、小中学校・保育所・老人サービスセンター・地域支援センター・市役所の執務室・店舗もあり、まさに地域ぐるみの開かれた小中一貫教育の学校であった。
義務教育の流れの中での連携の在り方を検討研究しているとの事。
小学校と中学校では、教員免許が違うが、どうしているのですか?との質問に対して、「法律的な制約もあり、そこが非常にネックとなっているが、小学校に教科の先生が行く場合は、小学校の担任の先生と一緒に授業をしています」とおっしゃる。
が・・・・それでは、先生の時間的な負担が多くなるのではないのかな??
読解力や言語力をつけるために、小中連携し、特区申請。全教員が同じ事をするための研修もあるようだが、とっても先生が大変そう。
もちろん、子供の成長に必要ならば、どんなに時間が大変でも先生は立ち向かって欲しいが、結果は、面接の心構えや自信にもつながっているという事だった。
中学3年生とは呼ばず、9年生と呼ぶようだが、呼び方は、普通に中学3年と呼ぶ方がすっきりする気がするが・・・実際には良いからこそそう呼んでいるのだろう。
フィンランドの国語教育を取り入れている。何故?何故?の教育との事だったが、何故?と言われても基本的な能力がなければ答えは出てこない。
和室が、ありさすが京都らしいふすまの和室。ここで、子供達は茶道の体験をする。うらやましい。
廊下に貼ってあった漢字。思わず撮ってしまった。
●こどもみらい館について・・・
これまで、保育園は厚生省、幼稚園は厚生労働省となっていたが、保育園、幼稚園、国、公、私の垣根を超えた全国初のそれぞれの良さを生かした共同機構である。