皇室こぼれ話と音楽のつどい

天皇陛下御即位20年記念の「皇室こぼれ話と音楽のつどい」が、杉並区役所ロビーにて行われた。Cimg4273

山田区長挨拶では、天皇皇后陛下が杉並区に視察にいらした時の微笑ましいエピソードが語られた。済美教育センターでの、子供たちとのふれあいの様子が語られたが、シャープペンの芯の入れ方を生徒が陛下に教えて、うまくいかず生徒に「そうじゃあない・・・」と言われている様子は、微笑ましい。

その後、皇室ジャーナリストの高清水有子氏のお話と日本フィルハーモニー交響楽団による演奏をお聞きしたが、ロビーに集まった約150人の方々は、感動・・・感動・・・。

演奏曲は、ハイドン「皇帝」に始まり、「アベマリア」「「G線上のアリア」「北国の春」「イエスタディ」「カノン」「小さな世界」「星に願いを」だったが、それぞれ皇室の方々に関連する曲が演奏された。Cimg4279

皇室ジャーナリストとして、中越地震の取材をしていた時のエピソードを語られていたが、中越地震の時、まだ余震が続く不安の中、遠くから大きなトラックがヘッドライトを照らしながら入って来た時は、驚き感動したとか・・・そのトラックには、「杉並区」と書かれてあり、杉並区民として誇らしく、取材班に撮影してもらいそれがTVに放映されていたと話されていた。

また、皇室の方が、いらっしゃるとの事で、中学生たちが準備をしていた時のこと。子供たちの様子に半分不安だったが、両陛下がいらしたら子供達は、涙を流して心から親しく接していたそうだ・・・。

後で、中学生達から様子を聞いたが、何だか判らないけれど涙が込み上げてきたという・・・。子供たちにも感じる心、魂、遺伝子がつながっていた事に感動した・・・と話されておられた。

高清水さんは、ch桜でキャスターを務められているが、本当に静かで素敵な方である。

「アベマリア」は、バチカン美智子皇后さまが自らピアノを弾かれた曲。

「「G線上のアリア」は、皇太子妃雅子さまがお好きな曲。

北国の春」は、皇太子さまが、カラオケで歌われる曲。(4重奏で・・・・素敵)

「イエスタディ」は、秋篠宮殿下が、弾かれる曲。

「カノン」は、さやこさまが結婚する時に、流された曲とか・・・お母さまである美智子皇后が、さやこ様を抱きしめて「大丈夫よ」と語られた話で周りの方は、ハンカチで涙を拭っていた。きっと、それぞれの方が、ご自分のお子様の結婚式を思い出されたのでしょう・・・。

我が家の子供たちは、強制的に母の勝手な思いで、結婚式は「カノン」を弾く事になっている。男の子2人は、セロで、女の子2人は、バイオリンでカノンを弾くが・・・披露宴なので、その中の一人は花嫁姿であったり花婿姿であったりする。小さい頃弾いていただけで練習もしていないので、間違えるは・・・音は飛ばすは・・・でも、私にとっては、最高の時間で・・・思い出してしまったら・・涙が止まらなくなってしまった。

いつだってどの母だって、子供の幸せを願っている・・・・。 (最近は、残念な例外もあるけれど・・・・・)

「小さな世界」は、高円寺宮まこさま・かこさまが、手話で歌われた曲。

「星に願いを」は、愛子さまが、デズニーランドで・・・。

素敵な時間を過ごさせていただいた。その後、ご即位20年を記念しての記帳所で記帳。

9日から13日まで「皇室写真展」も開催される。

(演奏の後ろに売店があるが、透明のカーテンでなく屏風とかあればもっと雰囲気が出たのに・・・なかったのかしら・・・・??)