文教委員会・・杉並区子供園条例

今議会中の文教委員会では、杉並区子供園条例や区立図書館の指定管理者の指定についての議案について審議のため、10時から午後4時30分ぐらいまで時間がかかった。

審査後、学校希望制度の申請状況について、上井草スポーツセンターに関する住民監査請求の監査結果について・・・等々、報告があり、本来は質問をするのだが、皆疲れきって、もう次にしようよ・・・との表情で、質問はありますか?の委員長の問いに「無言」

ある若いお母さんから、仕事をしているので保育園に預けているが、どうしても幼稚園に入れたい。子供を幼稚園に入れて幼稚園が終わる時間に迎えに行って保育園に行かせ、夏休み等の長い休みは保育園に入れたいが、出来ませんかとの質問を受けた事がある。

結局、区に相談しても無理で、お母さんは仕事と子育ての両立の限界を感じて泣いて帰られたが、幼稚園に入れたいという その気持ちがわかるので、私も力になってあげられない事に申し訳ない思いになってしまったが、その時「子供園」があったらそのお母さんはどうされただろうか。

両親が仕事をしている場合は、育児休暇が終わると保育園に預ける事になるが、3歳や4歳になれば、保育園より幼稚園に預けたい親が多い。

しかし、仕事との兼ね合いで幼稚園は無理であきらめて保育園となっている人もいる。「子供園」は、働いている保護者からみれば大変有難い事なのだが、だからこそ、現在幼稚園に通っている保護者から見れば、不安でたまらないだろう。

そのような保護者の要請に答えている幼稚園が最近増えたので、延長保育をしている幼稚園に行ってみたが・・・。

その私立の幼稚園では、幼稚園が終わるとお迎えが来て 帰るお子さんは帰るが、延長保育でのこるお子さんは、制服を着替えて延長のお部屋に行く事になっていました。

子供は別に気にする事もなく、帰っておりましたし、残された子は楽しそうに先生と遊んでいました。子供は、案外順応性があり、大人が気にするほど嫌ではないらしい。

であるので・・・こう意見を述べておいた。「「子供園」の取り組みは賛成です。しかし、今幼稚園に通っている保護者の方々の不安も理解できます。定員の問題等も気になる問題ですので、保護者の意見も十分にお聞きして子供達のために良い環境作りをして頂きたいと考えております。」