食育基本法と毛髪分析検査

2月20日から始まった定例議会と予算特別委員会が3月17日に終了しました。

議会での一般質問は「食育基本法について・関連して毛髪検査について」です。

小学校の先生を杉並区独自で育成する「師範館」では、徳育よりも重要である食育はどのようにカリキュラムに入っているのかと質問しましたが、「徳・知・体・食を基礎として、その上で人づくりがあることを旨として、カリキュラムを編成していきたい」との答弁。

高齢者筋力トレーニング事業には、食育指導ははいっているのかの質問には、「食事面の指導は行っていなかったが、今後運動系のすべての事業にも食育を取り入れたい」との答弁。

病気の予防になる「毛髪分析検査」についての質問には。「ミネラル分析が、栄養補助剤の多用につながるようであれば好ましくない」と答弁されてしまった。

この答弁は、少々不服である。

アメリカでは、「巨額の医療費の為に、アメリカの国そのものが病気のために破産してしまうだろう」との状況の時に、上院議員のマクガバンを中心に現状を調査した結果の マクガバンレポートがあり、その後、1994年に「栄養補助食品健康教育法」や、多くの栄養に関する法律が出来、上手に毛髪分析検査を取り入れている。

このような事実を認識しているのだろうか・・・・・。

行政の遅れを感じる。

以前、食品成分表の4訂・5訂と改定されているが理由は?

と質問した事があったが、とんちんかんな答弁に驚いた事がある。

日本も医療費が31兆円となっている現状なのだから、行政が率先して、もっと健康について学び、指導出来なければならないと思うがいかが?