明治神宮崇敬会での表彰

明治神宮のおみくじを知っていますか?

きれいな和紙に御製が書かれてあり、裏には説明が書かれてありますので、高校生の頃から、何かあると神宮のおみくじを引きに行っていました。

神宮の現在のおみくじは、和紙がとても小さくなってしまっておりますが、当時は、大きなすかしの花がとてもきれいで、その和紙のおみくじを大切にしていたものです。

今でも記憶にのこっている歌は、「いかならむ ことあるときも うつせみの 人の心の豊かならなむ」という御製です。

数年前に明治神宮崇敬会の会員の集いに誘われましたが、みこさんの舞う浦安の舞としゃらんという優雅な鈴の音でのお祓いを受けるたびに、次の年はたくさんの方と一緒に参加したいなあと思っておりました。

・・・ が、今回、世話人というお役を頂き、それならバス一台で参加したいと皆に声をかけさせて頂きました。

(40人以上集まって下さいましたので、予定通りバス1台となりました。)

杉並支部と豊島支部の集いで会場一杯の参加者でしたが、神宮会館に着きましたら、急に松浦さん舞台にあがって下さい表彰されますからと言われてびっくり致しましたが???

40人以上の会員を増やしたとの事で特別感謝状を頂いてしまったのです。

崇敬会60周年、婦人部30周年の記念の集いであったなどとは知らず、バス一台で皆で行きたいなあという単純な動機でお誘いしたのですが、参加下さった皆様のお陰です。

式典では、教育勅語を皆で拝読しましたが、参加した方の中には、初めての体験だった方もきっといらしたのでしょうね。荒廃した社会に対して教育が必要であると、明治天皇が、教育をたてなおすために作られたお言葉であった事を改めて考えてしまいました。

戦後生まれの私達には、難しい語彙で書かれてありますが、兄弟姉妹仲良く、友人と仲良く、親を大切に、国を愛しましょうと・・・当たり前の事が、書かれてあるんですよね。

明治天皇がどのような事をなさったのか、私達は教えられてきませんでしたし、神宮の森が当時の青年達の植えた小さな木であった事もあまり知られていませんが、(森があった所に明治神宮をつくったと思っている人が多いですよね)先祖に思いをはせるいい機会となりました。

先祖があって私があるのだと感謝の気持ちで過ごしたいものです。