赤い高級ボールペン

2月28日は、私の誕生日・・・・。昔だったら赤いちゃんちゃんこって感じかなあああ。昔はお婆さんやお爺さんが子供や孫に囲まれてちんまり座っていた気がするが・・・。

女性は、年齢はあまり言いたがらない・・・だが、年齢には重みがある。経験には無駄が無いはず。お陰さまで、嬉しい事、悲しい事、辛い事、たくさんの出来事を通して、成長させていただいた。

50歳代で判る事、70歳になって気づく事、90歳になって知る事、きっと違うはず、これからも、経験を生かした仕事をしなければと思っている。 004

誕生日当日の夜は、小さな誕生のお祝い会。 このケーキ→

その後、3月2日。長女の家に4人の兄弟姉妹と家族が集まってお祝いをしてくれた。

何年か前の誕生日だったかしら・・・4人の子供達が、時計を買ってくれた。とっても高い時計。何年か分の誕生日と私が還暦になった時のプレゼントも合わせてって事で・・・、(昔、カルチェの落ち着いた赤い小豆色のバックに憧れていたが、もったいなくて買えなかったのを知っていた子供達が買ってくれた)

丸い時計が好きだったが、そのカルチェの時計の形が四角かったので・・・「わあ素敵・・・!!」と即座に言えなくて・・・子供達には、「えー気に入らないのショック」と言われてがっかりさせてしまった。

そこで、「せっかくのカルチャの時計なんだから、お母さんの気に入った時計がいいので、気に入った時計に替えてもらおう!」と、すぐに皆で買った店に行く事となった。

時計は、息子の友人の店から買ったものなので、閉店し、すでにシャッターも降りていたのに・・・、店内に入れて頂き時計を拝見。

少し小さいがきらきら光るかわいい時計をみつけた。「どれが気に入るの?」と聞かれたが・・・・・・・私が気に入った時計は「かなり高い!!」

でも、一生に一度の買い物(貧乏性にできている?)であるし、どうせ使うなら気に入ったのにしよう・・と思ったが、予算外の値段。予算オーバー・・。

そこで、4人の気持ちも無駄にせず、かつ、自分も納得いく時計ならとの事で、予算外のお金は私が自分で出す事にした。それが、この時計。   006 

当然、何年分のクリスマスと誕生日とついでに還暦祝いも一緒だったはずだったが、今日は、カルチェの赤いボールペンをプレゼントされてしまった。

きっと、「何にする・・・」、「赤いもの・・・」、「うーん困った・・・」、「もう時計貰ったって言ってた・・・」、「でも何も無いのも変よ・・・」との会話が、電話やメールで飛び交っていたに違いない。有り難いことだ。感謝!

何年分のプレゼントは、もうすでに貰っていたのに・・・。そこで記念に撮ってみた。

(この時計には、後日談があるのです。この時計・・・私が、ポケットから落として・・・すぐに無い事に気づいて戻った時は、すでに時遅し・・・、車に轢かれてぺっちゃんこ!!!

子供達の気持ちが轢かれてしまったような気がして、ショックでなんともなんとも・・・悲しいというより、どうしようもない気持ちで落ち込んでいたのです。

それを見た長男が、友人の店に持っていって修理出きるか聞いてくれましたが、修理するには、製造元まで送るので、一年ぐらいかかるとか・・・。

「もう、もったいないから修理はいい」と言ったのですが・・・、また、4人で修理代を出してくれたのです。・・・・・・ああああああ、子供達に何と申し訳ない。

時計を見るたびに、ぺちゃんこになった時のショックと修理してくれた子供への感謝で複雑な思いになるのですよね)